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のんびり仏像彫刻を楽しむ BUTSUZO_ART GROUP

活動報告report

活動スケジュールに従い、身近にある平安期の仏像を拝観しながら古寺巡礼をしています。
 

仏像彫刻アート倶楽部 H30年度〜R06年度 活動報告


R06.11.14(木)所蔵する仏像を整理しました。
当HPを更新するため所蔵する仏像を整理しました。
HPの「仏像ギャラリー」を更新するため、全員集合しました。
仏像だけで再集合しました。1点ずつもいいですが集まるとまた違いますね。


R06.10.22(火)盛岡彫刻シンポ記念展を見てきました。
正式名称は「第50回盛岡彫刻シンポジウム記念彫刻展」です。
会場は新しくなった岩手教育会館のふれあいギャラリーです。
道路沿いなので、向かいの岩手公園(盛岡城跡公園)石垣工事中の看板が見えます。
石材の彫刻が多い中、楠材の彫刻(像高41cm)がありました。やはり木彫はぬくもりがあっていいですね。詳細情報については、ぜひ会場に足をお運びください。10月25日まで開催してます。


R06.08.01(木)成島毘沙門堂で写真撮影しました。
次のテーマを成島毘沙門堂の「伝吉祥天立像」に決めました。撮影許可が下りたので花巻市東和町にある
毘沙門堂の収納庫で写真撮影をしてきました。
撮影に際し宮司さまには大変お世話になりました。
写真はもちろん公開禁止ですので、東和町へ向かう裏道を掲載しました。いよいよ次テーマに取りかかるため楠用材も準備しました。このブログの最初がH30.6.28成島毘沙門堂への拝観でしたので時間の流れを感じますね。


R06.07.07(日)次のテーマを検討しています。
「猫」が終わって一段落したので、新たなテーマを検討中です。
今ある用材のうち、左から楠(13x13xH18cm)、ヒノキ2点(18x11xH24cm、15x8xH24cm)、ご神木の残りの楡の木(H24cm)です。
用材3点から新たなテーマをイメージしています。成島毘沙門堂の「伝吉祥天立像」や、闘いを終えた「軍鶏」、一匹狼の「孤狼」などもいいですね。もう少しあれこれ想像を楽しみたいと思います。


R06.06.09(日)今年も作品展へ出品しました。
例年開催される「県民長寿文化祭第36回作品展」に今年も出品しました。
会場は例年どおり盛岡市民文化ホール(マリオス)4Fの展示ホールです。
彫刻と写真のコーナーです。期間は6月7日(金)午後〜9日(日)14時まで。標題のとおりご長寿の方々がたくさんいらっしゃいました。今年の最高齢者は洋画部門の女性98歳です・・・皆さんお元気ですね。


R05.10.09(月)今年も岩手芸術祭に行ってきました。
例年開催される「岩手芸術祭」彫刻展に行ってきました。

会場のある岩手県民会館の外観は昨年アップしたので、今回はロビー風景です。
彫刻部門はB1Fにあるコーナーに展示されていました。今日は祭日なので雨天にもかかわらず来館者がちらほら見えます。最高賞の芸術祭賞は昨年と同じ作者の「彫刻家」でした。ちなみに昨年は「哲学者」で同じポーズです。写真撮影はOKでしたがSNSアップは憚られるので遠景からですが、向こう中央のほおづえをついた頭部像がそれです。昨年もよかったのですが、今年はさらによく感じました。。感謝!


R05.06.15(木)彫刻展に行ってきました。
石と木のコラボ彫刻ということで、「横山隆雄彫刻展 石+木」に行ってきました。
会場は盛岡市上ノ橋町にある「Gallary菜園子」で、会期は6/12(月)〜17(土)です。

代表的な作品「ソナチネ」です。ヒバと安山岩の組み合わせです。目はあえて入れないとの事でした。

右奥の「ソナチネ」が像高28.8pです。他の作品も同程度のサイズで並んでいます。

この作品は「勢至菩薩」をイメージして作成したとの事です。作者は前かがみの姿勢がポイントなので横背中の流れを見てほしいとお話されていました。
木と石の組み合わせは私も以前にイメージしたことがあり興味を持って拝見しましたが、ここまできれいに合体することは想像以上でした。作者は仏像にも造詣が深く、『荒彫りの段階ですでに90%の完成度であることや、リアルに彫ることよりリアルを感じさせることのほうが意味深い』との意見に共鳴しました。今後の木彫のすすめ方についても多いに勉強になりました。感謝!


R05.06.02(金)今年も作品展へ出品しました。
今年も恒例の長寿文化祭作品展に「観音さまと小鳥」のタイトルで出品しました。


会場は盛岡駅に3Fで接続する盛岡地域交流センター(マリオス)の4Fです。

いつもながら彫刻の出品はすくなくて、今回も4点だけでした。高齢者対象なので彫刻は体力的に厳しいのでしょうね。ちょうど私の作品を見ている人がいました。
会期は明日〜明後日が本番ですので、たくさんの人が来場すると思います。今回は仏像をモチーフにした第1作目なので多くの方に見ていただけるのが楽しみです。。感謝!


R05.05.31(水)作品展への出品準備です。
今年も岩手県長寿文化祭作品展へ出品することにしました。


DIY店で桐集成材を購入して、梱包用木箱を作成しました。

前回は「枯ナナカマドすずめ」でしたが、今回は「明星観音菩薩」に小鳥を手と足元に置いて作品とします。

展示台に乗せるとこんな感じです。
仏像は評価が微妙なのですが、ご案内をいただいたので少しアレンジして出品します。「矮鶏」も考えましたが、あくまでプレゼント用に作成したので出品は控えることにしました。


R05.01.17(火)新しい道具を購入しました。
新しいテーマの用材「楡」のご神木に向けて、荒彫りのためにミニチェーンソーを購入しました。

充電式で替えのチェーンソー1本とバッテリー等がケースに入って1.1万円でした。

オイルは前から使っているチェーンソーのものが残っていたので試し切りをしてみました。
予想以上のパワーと切れ味で下に転がっている木っ端を2 、3秒で切り出しました。使い勝手がわかったので用材におおまかに下絵を写して早速荒彫りを開始したいと思います。それにしても新テーマを決めないといけませんね。。頑張ります。


R05.01.04(水)新しいテーマを模索しています。
明けましておめでとうございます。今年は新たなテーマに臨みたいと思います。
昨年入手した「楡」のご神木を使いたいと思い、大きめのブロックを採寸しました。用材のカタチを最大限利用できるテーマをしばらく模索することとします。仏像のほうは昨年「不動明王坐像」に使ったクスノキ材がちょうど半分残っているので、同じ課題で2点目を彫ろうかと思います。本年もよろしくお願いいたします。


R04.12.27(火)年賀状2023と下絵を描きました。
昨年から始めた「その年に彫ったもの写真年賀状」を今年も作成しました。
昨年の寅年年賀状「ナナカマドすずめ」と同じ構図の「不動明王」版です。色使いは黒と朱で、干支を篆書体で斜めに入れました。不動明王の写真は完成時ではなく、あえて作成途中のものを用いました。完成時より表情がこわもてで迫力があるような気がしたので。。?手書きの下絵は孫娘の初ワンピ写真から書き起こしてみました。来年はボリューム感のあるものを手掛けたいと思いますが、なかなかテーマが定まりません。お正月にあれこれ考えてみます。。感謝!


R04.12.02(金)「ねんりんピック2022」バーチャル美術展です。
全国の高齢者が集う「ねんりんピック2022かながわ」が終了し、美術部門がバーチャルでアップされました。

美術展は神奈川県民ホールで11月12日から15日まで行われましたが、VR再生で見られます。VR再生はグーグルのストリートビューの要領なのでかなり見ずらいのですが・・・

全国都道府県の高齢者文化祭から2点ずつ出展されているので、会場も相応のに広さですね。その一角に私の「ナナカマドすずめ」もありました。

こうやって並べるとひときわ小さいですね。お隣の箱のようなものも彫刻でしょうか?
当日身に行けなかったのが残念ですが絵画なども素晴らしい作品ばかりですね。おかげ様でいい記念になりました。これからも県高齢者文化祭には出展を続けたいと思います。。感謝!


R04.10.29(土)岩手芸術祭に行ってきました。
久しぶりの開催でしたので「第75回岩手芸術祭_美術展」に行ってきました。

盛岡市の中津川に架かる与の字橋から上の端の間にある「岩手県民会館」で開催されます。向こうに上の橋が見えています。橋の欄干にはあの「擬宝珠」が付いています。

岩手県民会館外観です。道路の真ん中に大イチョウが青いまま立っています。

手前角の像は地元出身の彫刻家舟越保武の「はばたき」像です。
彫刻部門のコーナーです。個々の作品は写真撮影はOKでもSNS公開禁止ですのでアップできません。個人的には今回芸術祭賞の「哲学者」と部門賞の「カラスの休日」に惹かれました。入選作の「華」も好きですね。27(金)〜29日(日)まで開催してますのでぜひご覧ください。


R04.10.28(金)ご神木の用途を検討しています。
「不動明王坐像」台座用にご神木(楡の木)を選定しています。

中でも一番特徴のあるこの部分について用途を検討しています。

この大きな「瘤(こぶ)」のある素材を活かしたいのですが、何を彫ればいいでしょうか。
ひっくり返すとこうですが、こうなると台座がいいですね、高さ:幅:奥行き:全て25pのサイズなのでなかなか迫力があります。ご神木はまだまだ残っているので、改めてこのサイズに合う不動明王を彫って乗せるのも一つの案です。


R04.07.17(日)博物館企画展で不動明王を見てきました。
県立博物館で企画展「赤色に宿るチカラ」に出展された不動明王坐像を見てきました。

今日は朝から雨ですが、夏休みに入ったのかファミリー客で賑わっていました。

驚いたことに花巻東和町にある成島毘沙門堂の「兜跋毘沙門天立像」が入口ホールに展示されてました。(注:原型から型取りした複製品なそうです)

上がってすぐの「グランドホール」からは岩手山が真正面に見えます。あいにく今日は雨ですが。。

目的の不動明王坐像は残念ながら撮影禁止でしたのでチラシをご覧ください。
企画展テーマの赤色にちなんだ様々なものが展示されている中でただ1点の仏像です。展示の根拠は仏像ではなく光背の「迦楼羅炎」の赤でしたが、次作テーマとして不動明王坐像を考えていたのでこれぞと思い見に来ました。台座が不動明王定番の6段重ねの台座でないのがいいですね。明星観音第4弾が終わったら取り掛かりたいと思います。


R04.06.05(日)今年も長寿文化祭作品展に出品しました。
コロナ禍の中、今年も高齢者向け文化祭美術展に出品しました。

会場はいつもと同じ盛岡駅隣接の盛岡市施設「マリオス」です。向こうに見えるは県施設「アイーナ」ですが、あいにくの天気でかすんでいます。ここは3階で盛岡駅につながるスロープがあります。

4階フロアの象徴的壁面も変わりません。同じフロア右側にはSL 模型3台を陳列しています。

6月3日(金)から始まった会も今日が最終日です。ここは工芸コーナーですがさすがにお昼時間は人がいませんでした。
この長寿文化祭作品展はその年の秋に開催される「ねんりんピック」の予選会も兼ねています。今回はおかげさまで11月に開催される「ねんりんピックかながわ2022」に、私の「枯ナナカマドすずめ」も出品されることになりました。。感謝!


R04.1.23(日)パソコンにお気に入り版画を追加アップしました
私事ですが更新したPCデスクトップにお気に入り版画を追加アップしました。
以前ご紹介した版画家「久木朋子さん」の公式HPから抜粋しました。一般公開しているので問題ないとは思いますが、ファンにつきご容赦ください。パソコンを開くたびにテンションアップしますので、お好きなものをデスクトップ設定することをおすすめします。。。感謝!


R03.12.23(木)パソコンと年賀状
これまで使っていたPCが不調になったので買い換えました。年賀状は「ナナカマドすずめ」にしてみました。
これまで使っていたPCが不調になったので買い換えました。今どきの中国製品なので高スペックで低価格です。背景を以前アップした版画にしたら結構楽しいデスクトップになりました。
年賀状は「ナナカマドすずめ」にしてみました。案外絵がらがいいので、今年からその年に彫ったものを年賀状にしたためようかと思います。仏像以外のものとなると、なかなかプレッシャーですね。



R03.08.12(木)ナナカマド大枝すずめに色付けしました。
彫り終えたナナカマドすずめに色付けをしました。
同じ材の切れ端に試し塗りをして色の具合を確認しました。塗料は油性ステイン(マホガニー色)です。うすめ液で限りなく薄くして、何度か重ね塗りしてます。くちばしと目は原液のまま付けましたが少し周りにしみ込んでしまいました。
首回りと腹部分は一度塗りだけにしました。頭部と羽、尾は3度ぐらい塗り重ねて色濃くしました。台座上面は木の地色にしてボンドを塗りました。彩色してよかったかどうか微妙なところですが、何事も経験と思い実施してみました。




R03.07.25(日)ナナカマド大枝から切り出しました。
先日切ったナナカマドの大枝から用材を切り出しました。

直径15cm以上ある大枝でした。その先には相当量の枝葉があり、奇跡的にうまく切り落とせました。

枯れた大枝ですから中がスポンジ状でしたが、その部分を除くとこんなカタチが残りました。

ひっくり返すとこんな感じです。何が連想できますでしょうか?
彫ったものはナナカマドのお守りとして切り落とした枝のうえに置きたいと思います。何を彫るかを楽しみながら検討します。


R03.06.03(木)長寿文化祭作品展に出品しました。
今年も岩手県主催の長寿文化祭作品展に出品してきました。去年と同じ盛岡の施設「マリオス」4階です。

マリオス3階から盛岡駅に直結するバスターミナルにです。奥に県の施設「マリオス」が並んでいます。

会場のある4階フロアーです。昔の国鉄盛岡工場倉庫を復元したものが正面に見えます。

会場は3室を通して絵画・写真・彫刻・書・工芸の各部門を展示します。彫刻は写真と同室でしたが、出品数の少ないのが残念です。私はテーブル奥に明星観音菩薩2作目を出品しました。
去年はコロナ禍で出品が少なかったようですが、今回は出品も多く会場内も参加者とスタッフでいっぱいでした。開期は明日から6日午前中までですが、たくさんの方にご覧いただければ幸いです。。。感謝!


R03.03.29(月) 製材所から新たに桧用材を購入しました。
用材が底を着いたので市内の製材所から新たに桧材を調達しました。

以前に朴の木原木を引いてもらった製材所です。その時提案のあった建材余材の中から「桧」材を購入しました。

規格材の12cm角材を半分にカットしてもらい、12x6x100cmの角材を2本準備できました。これまでの立像では大体このサイズで間に合うので、フシを除けて適宜長さを切り出して使用していきます。
製材所のは他にもクルミ材(ウォールナット材)やサワラ材もあったので、今後検討したいと思います。


R03.02.27(土) 念願の電動砥ぎ機「M6」を購入しました。
「砥ぎ」を追及してましたが、遂に電動砥ぎ機「M6」の導入に踏み切りました。
これまでのグラインダーでは仕上げ砥ぎしかできませんでしたが、この「M6」には中砥ぎに匹敵する砥石がついています。左側の3台は布バフでやはり研磨剤の「青棒」を塗って仕上げ磨きをします。真ん中のモーターの右隣が砥石で、これまでの中砥ぎとして使用します。
試しに切れ味の悪くなった細丸刀と平刀を砥いでみましたが、まずまずの状態になりました。先生のような切れ味にはまだまだですが、電動ならではの砥ぎ方を早くマスターしてきれいに仕上げたいと思います。「彫り」と「砥ぎ」を今後も学び続けたいと思います。
電動砥ぎ機を備えた新しい作業コーナーです。何かと道具が増えてしまいました。


R03.02.08(月) 今も「砥ぎ」を追及しています。
「砥ぎ」は今も追及しています。中砥で砥いでから電動バフで仕上げ磨きをしていますが、完成率は70~80%程度です。下手に砥ぐと切れ味が悪くなり、何度かバフ磨きをかけて砥ぎなおしています。

最近バフに塗る研磨剤に粒度の違う種類があることを知りました。これまで「青棒」と言われる緑色の固形塗料(粒度:6000程)を使っていましたが、ほかに「赤棒」「白棒」と言われるものがありました。詳しい粒度はわかりませんが「赤帽」<「白棒」<「青棒」の順に粒度が高くなるようです。

皮バフを追加購入して3種類を試してみましたが、砥石で手砥ぎする「中砥」に変わるものではありませんでした。3種中では「白棒」が一番上手く砥げるような気もしましたが、つど「棒」の種類を塗り直して使ってみようと思います。
皮バフをいちいち交換するのも面倒なのと電動機にも悪い気もするので、もう一台電動機を購入することも検討課題です。


R02.10.20(火) 造詣の深いお二方に作品を観ていただきました。
サポーターのI.Yさんのご紹介で、写真家のSさんと木彫教室の講師をしているHさんに作品を観ていただくことになりました。
直近の「明星観音菩薩」と「白衣観音菩薩」です。実はつい一昨日お世話になった先生や職場の方にも観ていただいたところでした。
写真家のSさんからは「バランスがいい」との評価をいただきました。関係者の方々を含めて7人での鑑賞会となり、仏像談義からHさんの作品やSさんの写真を囲み楽しく充実した時間を過ごしました。。。皆さんに感謝!です。


R02.09.30(水)~10月2日(金) 三陸沿岸の復興状況を見てきました。
義父母の沿岸被災地復興状況を見たいとの要望から、GOTOトラベルと地元割キャンペーンを使って、9月30日から3日間で三陸沿岸を縦断するツアーを決行しました。

久慈の小袖海岸から北山崎を見てから、宮古市田老の道の駅に立ち寄りました。写真正面には野球場が出来ていました。

釜石鵜住居の復興スタジアムを見てから、ランチは「魚河岸テラス」の中にあるお店にしました。

2日目最後は、釜石から「三陸自動車道」で一挙に陸前高田まですすめました。目的はもちろん「奇跡の一本松」のある高田松原津波復興祈念公園です。想像以上にインパクトのある施設で、道の駅と伝承館が対になった建築もさることながら、そこから奥にある献花台までのスロープのある公園敷地が荘厳な空気につつまれていました。間違いなく岩手を代表する震災祈念施設だと思います。

3日目は銘菓「かもめの玉子」のかもめテラスでおみやげの買い物から始まりました。鴎の玉子のソフトクリームを食べて気分も上々、大船渡をあとにして帰路につきました、
何はともあれ、3日間のGOTO復興視察旅行は無事終了しました。明日からまた仏像彫刻に精進いたします。。感謝!


R02.09.07(月)高村光雲作「鈿女命」公開展を見てきました。
彫刻家「高村光雲」の作品を公開することになったので、花巻の高村光太郎記念館に行ってきました。

あいにく曇っているため暗く写っていますが高村光太郎記念館です。館内は撮影禁止のため外観だけですが、ここは広大な敷地内に記念館と高村山荘が併設されています。暑い中スタッフの方が雑草刈りをしていました。

公開された作品は「鈿女命(うずめのみこと)」1点のみ。ですがコーナーには光雲の主な作品写真が年代順に掲示されていて写真でも伝わる重厚さに感動しました。そもそもが高村光太郎の記念館ですので、その後光太郎に関する展示コーナーを観賞しながら認識を新たにしました。


R02.06.28(日)「釈迦十大弟子作品展」を拝見しました。
地元紙の「岩手日報」で紹介された「釈迦十大弟子作品展」を拝見しに平泉まで行ってきました。場所は平泉町にある達谷西光寺というところです。

会場は征夷大将軍坂上田村麿が創建したと言われる達谷窟毘沙門堂境内にありました。

境内にある御供養所が作品展会場になっていました。

会場内には作成途中の釈迦如来坐像を中心に、両側に「釈迦十大弟子」が5体ずつ置かれています。今日は作者の方が細かに説明をされていました。材はヒノキで漆を塗って仕上げたそうです。

左側の5体です。よく見ると目の入ったものと入らないものがあります。

右側の5体です。左端にねじられた柱状のものがありますが、関係者の現代彫刻のようです。
帰りに中尊寺の木彫工芸館に立ち寄り、ご主人から富山の井波彫刻や仏像についてお話を伺いました。彫刻刀などの道具や電動研磨機についても伺い、富山の業者向けにメーカーは製作を続けているとのことでした。必要なら紹介してくれるとの事で今後検討です。。。毛越寺のアヤメがきれいでしたね。


R02.06.14(日)印刀が劣化したので買い替えました。
父親の代から使い続けた「印刀」にサビがでてしまい、砥ぎなおしても刃先に残るのであきらめて買い替えました。

これまでの手持ちの彫刻刀で、左箱がノミと平刀で右箱が丸刀です。

追加購入したものはがこちらで、左から1mmの丸刀、1.5mmの平刀、9mmの正印刀です。逆印刀は以前に買い足したもので砥いで変形しました。
彫る対象が変われば必要な彫刻刀も増えますが、その都度買い足していきたいと思います。


R02.06.04(木)岩手県民長寿文化祭・作品展に出品しました。
スケジュールにある「岩手県民長寿文化祭・作品展」に出品してきました。
会場は盛岡市民文化ホール(マリオス)の4階展示ホールでこの週末にかけて行われます。
コロナ自粛の中どれぐらいの入場者があるでしょうか、一度覗いてきたいと思います。



R02.03.24(月)新しいテキストを購入しました。
スクールでは初級編のテキスト「仏像彫刻のすすめ」に従って地蔵菩薩仏頭、大黒天、地蔵菩薩立像、聖観音菩薩立像、そして最後に釈迦如来坐像を彫り終えました。
次の教材として「続・仏像彫刻のすすめ」を探しましたが絶版のようなので中古図書を購入しました。初級編は一木造りが基本でしたが、続編は寄木造と賽割法について解説しています。この手法でより大きな仏像が制作できることになり、教材は阿弥陀如来立像と不動明王座像です。
ですが、聖観音菩薩立像と釈迦如来立像をそれぞれ2体ずつ彫りましたので、先に地蔵菩薩立像をもう1体彫ろうと思います。手法は続編にある頭部・手・足を別彫りして合わせる寄木造りで彫りかけの仏像を修正する意向です。


R02.02.29(土)念願の作業スペースができました。
以前にお邪魔したレンタル作業場「KITENE」に発注した作業台が出来たので、今日搬入設置しました。

いつもは手前に見えるダイニングテーブルで作業してましたが、今度は窓際に向けて作業ができるので採光がよくなりますね。ちなみに作業台はこのテーブルのサイズ(高さ・幅)を合わせて作ったので、来客が多い時はテーブルに継いで長さを延長できます。

作業台の上にこれまでの簡易作業板を乗せて使います。万力もテーブルの両方に取り付け穴をあけて、状況に応じて付け替え可能です。
効率アップは別として落ち着いて作業できるスペースができました。


R02.02.07(金)恰好の作業場所へ2回目の訪問です。
前回に続き2回目ですが例の作業場所に行ってきました。今回も目的は用材の切り出しです。

今回はカッティングルームで前回切り出した台座用材のカットです。

作業台端にある横置き万力に用材をはさんでのこぎり引きで半分にカットしました。

丸材3点をそれぞれ半分にカットしました。
蓮台ができたので次の台座用材として自宅に持ち帰って彫り始めます。


R02.01.13(月)恰好の作業場所を見つけました。
昨日用材をカットしてもらったホームセンターで台座材をカットしてきました。

ホームセンターの2階にある有料で場所と工具を貸し出すところです。

今日は電動糸のこで台座を丸く切り出しました。もう2つ、サイズの違うものも切り出しました。

電動砥ぎ器の中砥もありましたが、残念ながら今は販売されていないそうです。
他にも電動カンナや電動ノミもあり、用材を固定する万力と作業台で効率よく作業ができます。


R01.11.14(木)今度は公民館の文化まつりに出展です。
市制130年記念の老人作品展に続いて、今度は近くの公民館の文化まつりに出展しました。

文化まつりでは公民館を利用している各サークルの作品を展示するコーナーがあり、拓本や手芸品、絵画等々が並びます。その中で「仏像」は異色ですが、見ていただければうれしいですね。

会場内左側かどに配置いただき、ホームページの案内チラシもそばに置きました。こちらの公民館は新しいので設備も充実していてきれいです。ホールや工芸室、会議室などを地域の方々が普段からたくさん利用しています。
開催は3日間ですので、多くの方に見ていただければうれしいですね。


R01.11.10(日)奥州市「黒石寺」を参拝しました。
活動スケジュールにあった「奥州市・黒石寺」にパートナーが行ってきました。別の所用のついでに立ち寄ったのですが、ご住職のご厚意で写真もたくさん撮らせていただきました。

本堂の正面写真ですが、アップすると両脇の狛犬の表情がなんともユニークです。

本堂内は仏像やらお供え物でいっぱいです。

天部の像も多く祀られ、ご本尊をお守りしています。

ご本尊の「薬師如来像」はさすがにベールで隠されていますが、脇侍の日光・月光菩薩像だけでも十分に参拝の価値があります。さすがにいいお姿ですね。
私もいずれ参拝したいと思います。


R01.10.23(水)老人作品展に出品しました。
盛岡市制130周年記念の第56回盛岡市老人作品展に出品しました。市の福祉センターで今日明日の2日間開催されます。

一昨日の搬入にあたり会場前からです。早めに行ったのでスタッフの方がまだ作業中でした。

今日の開催前会場内です。入ってすぐのところに設置いただきました。

作品は、写真、絵画、書道、文芸(俳句・短歌)、手芸、陶芸、彫刻と多種多様です。

手芸のコーナーに置かせてもらいました。残念ながらHPの紹介はできませんでした。
開催は2日間ですが、多くの方に見ていただければうれしいですね。


R01.10.07(月)展示に向けて準備完了しました。
展示に向けてケースレイアウトを決めてから、ケース台や展示ネームプレートを作成しました。

展示ケースも手づくりの所蔵品ですが、仏像名プレートや展示プレート、敷き布も手づくりです。

ケースに窓景色が映って見にくいので、ガラスケースを取ったところです。
2019年に彫った地蔵菩薩立像と聖観音菩薩立像2点と釈迦如来仏頭を並べます。当倶楽部のHPチラシもご紹介したいと思います。


R01.08.24(土)一関市博物館で「観音菩薩坐像」を拝観しました。
メンバーのSHUNさんと一関市博物館で開催している企画展「木造観音菩薩坐像とその周辺」を見てきました。一関市大東町にある東川院が所蔵する平安期の木造観音菩薩坐像を中心に、市内にある同時期の仏像を展示しています。

博物館は道の駅の敷地内にありました。外観・内観ともにきれいで、よく整備されていました。

2階会場内を、正面に置いた観音菩薩坐像の後ろから見渡したところです。

2階会場前に掲示されたポスターです。
観音菩薩は立像が多く、座像は珍しいので期待して来館しました。

会場奥の正面に置かれた企画展メインの「観音菩薩坐像」です。サイズを控えてきませんでしたが天井につきそうなぐらいの高さです。一番迫力がありましたね。
やはり実物を見るのが一番参考になります。今手がけている「釈迦如来坐像」の荒彫りでは組んだ足のフォルムが少し違っているのがよくわかりました。早速見直したいと思います。


R01.06.16(月)令和最初の観賞会を開催しました。
先週末に定例の鑑賞会を行いました。
場所は盛岡菜園の某所で、M.ウッズさんとshunさんとの3人で久しぶりの会合です。

今回の会場はこんな感じですが、いつも似たような風になりますね。テーブル奥に地蔵菩薩立像と制作途中の聖観音菩薩立像を並べてあります。

偶然仏様の前に盃が2つ置かれた格好に映りました。乾杯の後はしばし観賞してから後は初夏の旬菜で大いに盛り上がりました。
仏像彫刻を初めて1年余り。。やっと彫った仏像を見てもらことができました。
好評ををいただき今後の励みになります。あらためて感謝です。


H31.01.21(月)冬の平泉毛越寺・中尊寺参拝
スケジュールにある奥州市の黒石寺を目的に出かけましたが、途中立ち寄った平泉で日が暮れてしまいました。
最初に毛越寺から見て回りました。
次はご存知中尊寺金色堂です。冬のショットもよく知られていますが今日のリアル写真です。
冬の平日ですが、団体観光客のほか参拝客でいっぱいでした。

有名な毛越寺庭園の大泉池です。
気温が氷点下のうえに強風にさらされて寒い1日でしたが、今年の無事をお祈りしてきました。
黒石寺では2月11日に奇祭「蘇民祭」が夜10時から翌朝まで開催される予定です。


H30.12.14(金)第2回仏像彫刻アート倶楽部鑑賞会
当倶楽部の2回目となる鑑賞会を開催しました。スケジュールにはありませんでしたが、忘年会を兼ねて。
雪も降りだいぶ冷え込みが増してきたので、遠くから参加のM.ウッズさんを思い駅前近くのお店にしました。

     駅前通りの地下にあります。

お店の前にはクリマスツリーがでてました。
今回は不肖わたくしの作品を鑑賞いただきました。
HPのブログにも掲載している「地蔵菩薩仏頭」と「釈迦如来仏頭」の2点です。
はじめてにしては・・、ブログより実物のほうが・・と、好評でした。。。感謝。


H30.10.15(月)第1回仏像彫刻アート倶楽部鑑賞会
スケジュールどおり第1回鑑賞会を開催しました。メンバーはSHUNさんとM.ウッズさんと私の3名です。
M.ウッズさんからその昔南部藩がすすめた「めくら暦調の般若心経」や、仏都会津の案内冊子、その他たくさんの資料をいただきました。いつもながら感謝です。

       会場の入り口外観

     会場となったお部屋です。
鑑賞会はたいへんの盛り上がり様でした。次回予定はHPスケジュールに掲載します。


H30.07.27(金)天台寺・聖観音立像の拝観
今日は当倶楽部メンバーのSHUNさんと、二戸市浄法寺町にある天台寺に行ってきました。
盛岡から東北道自動車道〜八戸自動車道の浄法寺ICで下車、ICからは数分で到着です。
高台にある駐車場に停めて、「参道」の標識目指して歩いていったら参道の途中にでました。
参道の両側はあじさいの花に覆われていて、最盛期にはさぞやと思われる風情でした。
本堂は工事中で仁王像は見られませんでしたが、お目当てのご本尊は収蔵館で見れました。
収蔵館には平安期の仏像がほかにもまだまだ展示されていて、時空の流れを感じられます。

参道途中から

聖十一面観音立像・聖観音立像・如来立像2体

伝吉祥天立像
場 所:二戸市浄法寺町御山久保33-1
問合せ:0195-38-2500



H30.07.02(水)盛岡天満宮への参拝
予定にはありませんでしたが、サポーターのI.Yさんからのお誘いで盛岡天満宮であの有名な狛犬を見てきました。
ここの狛犬はとってもユニークで全国からも観光客の方が見にくるそうです。
菅原道真公を祀る天満宮は全国に及びますが、ここ盛岡天満宮もその一つで大宰府からの飛び梅をはじめ数々のいわれのあるものが祀ってあります。
岩手を代表する石川啄木もここで詠んだ句があり、先ほどの狛犬の台座や石碑に歌われてあります。また盛岡名所の石割桜と対をなすようにここには石割梅もあります。

天満宮鳥居

狛犬(阿像)

石灯籠(筆の穂先イメージ)

石割梅
場 所:岩手県盛岡市新庄町5-43
問合せ:019-622-4023



H30.6.28(木) 成島毘沙門堂・兜跋毘沙門天立像の拝観
岩手県花巻市にある成島毘沙門堂所蔵の「兜跋毘沙門天立像」を見てきました。
東北を代表する平安期仏像の一つで、5m近い一木造りの巨像は見ごたえがあります。
もう1体、吉祥天と伝えられる菩薩立像があり、こちらも思わず見入るほどの美仏です。
撮影禁止との事で写真はありませんが、別サイトや図書でご覧になってください。
何よりぜひ一度ご本尊をご覧ください。なかなかの感動ですよ。
         
         場 所:岩手県花巻市東和町北成島5-1
         問合せ:0198-42-3921






仏像彫刻アート倶楽部

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