見えませんが主に腕を修正しました。接合部を密着させ肘関節の肉付きを出したら、身体に自然につながるようになりました。索髪も真っすぐ垂れてから肩にあたるように彫り直しました。あとは腰部の衣紋をより深く彫りました。 |
同じ「握り手」ですが宝剣を持つのと、羂索を握るのでは表情が違います。まだ仕上げ前ですがおおむねこんな感じですね。 |
両腕を取付けたイメージに置いてみました。写真の関係で大きく見えますがだいたいサイズもいいようです。 |
お顔も口元から小鼻あたりを彫り直し、宝冠から髪のまとまりまで彫りすすめました。首、肩まわりを彫ったら垂れた髪がくっきりしました。 |
首回りから肩にかけて彫りました。前面の衣紋を彫ると天衣が気になってだいぶ彫り直しました。 |
やはり一番はお顔でした。傾きは治ったのですが、右半分が左半分に比べて幅があるのでその分を削ぎ落しました。耳のところに少し残っていますが口元を含めて仕上げ彫りで整えます。木取りに関しては正面を柾目にすれば木目がきれいに出たと反省しています。 |
中央から垂れた帯状の位置に注目してください。跡が残らないまでに掘り下げてから、新たに中央から帯状のものを彫り出しました。合わせて腹部中央の位置もずらして腰のひねりが大きくなりました。これから更に彫りすすめます。 |
一番の修正点は右脚です。天衣の上を掘りすぎて下の膝から足にかけて継ながらなくなったのを修正しました。腰の部分を後ろから脚部のほうまで大きく削って、全体のつながりを戻しました。外側を決めてから天衣と裾衣を彫り込んだので少しスリムになってきました。 |
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