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R06.12.04(水)「伝吉祥天立像」衣紋を続けています。
「伝吉祥天立像」衣紋を彫り続けています。
肩にかかる「髪」を彫り出しました。手はまだグローブのままです。
お腹も削って脇から背面との矛盾のないようにしました。
股下中心部をより深くして裾にかけての流れをつくりました。背面はこれからですが、粗々に削っておきました。削り落とすことで下半身もすっきりすると思います。
前面は今こんな状態です。大きな天衣をを彫り上げればより精度が上がると思います。背面に次いで手と足を彫からお顔を彫り上げます。
R06.11.21(木)「伝吉祥天立像」衣紋を彫りました。
「伝吉祥天立像」細かい衣紋を彫りました。
一番外側だった衣紋の中の細かい衣紋を枠取りのために彫っていきます。
足もとの衣紋も彫り込みました。まだまだ浅いですね。
背面については実物写真ではわからなかったので、観音像を参考に彫り出しました。
彫り込んで初めてわかる衣紋の流れがあります。天衣の下の衣紋の関係性が見えてきました。この仏像は衣紋も独特ですので、仕上げ彫りの際はよく見て考えて彫りたいと思います。
R06.11.21(木)「伝吉祥天立像」衣紋を書き入れました。
「伝吉祥天立像」次に彫る衣紋を書き入れました。
写真では見えにくいのですが、大きく彫り分けた衣紋の中に細かい衣紋を書き込みました。
腕のアクセサリーを彫った分だけ腕が細くなりました。足の指を彫り込んでサイズとバランスが確定です。
腰回りも削ったのでこのバランスです。これから衣紋を彫り込むと更に身体の線が見えてきます。この仏像の特徴でもあるのでどっしりした感じに仕上げたいと思います。
R06.11.18(月)「伝吉祥天立像」傷痕の修復をしました。
「伝吉祥天立像」左脚部のチェーンソー痕の修復をしました。
左側面をカットしたときの端材から同じ部分を取り出して傷跡に埋め込みました。
大まかに切り取って再度埋めて糊止めしました。木目がほぼ同様の部分です。
埋めた後から衣紋どおりに彫り直すと修復跡も目立たなくなります。これから細かい部分を彫りすすめますので、また微調整していきたいと思います。
R06.11.11(月)「伝吉祥天立像」象頭を彫ります。
「伝吉祥天立像」各部位の小造りを始めています。
頭上には二つの象頭があり、他に類例のない非常に珍しい仏像です。
今回は2本の手を彫りましたが、この仏像には複数の手があった形跡も残っています。
まだ少し太めに感じますが、これから衣紋や手足も細かく彫り込むので全体バランスはこれぐらいにします。
R06.11.04(月)「伝吉祥天立像」足を彫り始めます。
「伝吉祥天立像」手の次に、足の彫り出しに着手しました。
衣の裾前を決めて、大きな衣紋を彫り出します。
裾の中まで彫り込んで、足首を確保します。
少し早い気もしますが、足の指を彫り分けました。これでもう後には引けませんが、手と足の大きさの均衡がとれたので決定とします。今後は足に合わせて手を彫り込んでいきます。
R06.11.02(土)「伝吉祥天立像」手を彫り始めました。
「伝吉祥天立像」各部位の小造りは「手」から始めました。
手のカタチ、印相は「施無畏印(せむいいん)」。恐れることはない、安心を与える印相なそうです。
彫り始めなので厚く大きいですが、バランスをとるよう指を細くして手も薄く小さくなります。
次は足を予定してます。手と比べて大きいので、衣の裾を上げてくるぶしを出しながら小さくしていきます。
R06.10.30(水)「伝吉祥天立像」まだまだ荒彫り中です。
「伝吉祥天立像」衣紋を彫り出してからもまだまだ荒彫りです。
腕を少し彫って脇をあけていきます。
脇が空いたので、その分また腰回りを落としました。
足を彫って大きさとカタチを決めていきます。
髪や首の三道を枠どって、肩と胸を彫りすすめます。
この仏像は太肉でどっしりしてるんですが、まだまだポッチャリですね。腕、脇、胸、腰、脚と順に削りながら、足と手を決めたいと思います。小づくりを11月までに終えて、年末は仕上げに専念したいですね。
R06.10.15(火)「伝吉祥天立像」衣紋を始めました。
「伝吉祥天立像」荒彫りを続けていますが、今回から衣紋を彫り始めました。
正面です。衣紋を彫り出すと本体が見えてきます。
側面からですが、次は腕をすすめます。
背面は大まかに衣紋を決めました。これに合わせて不用分を削り落としていきます。この仏像はポッチャリ型ですが、それにしてももう少しスリムですので。
次に腕を彫って手の位置を決めて、足との整合をとります。頭部と身体、腕と脚部のバランスができたら細部の仕上げに入ります。これからも慎重に・・・
R06.10.10.08(火)「伝吉祥天立像」荒彫り中です。
「伝吉祥天立像」の荒彫りを続けています。
正面からです。全体を削りながら足を出しました。衣紋の下絵を書き入れました。
側面からです。観音像と同じく左ひざが少し前に出ます。まだ厚いのでもう少し落とします。
各部の小造りの前にキズの修復をしなければなりませんね。木目の合う端材を探して埋め込みます。うまく出来ますように・・・。
R06.09.30(月)「伝吉祥天立像」お顔を先に始めました。
「伝吉祥天立像」のお顔をフライングぎみに彫ってしまいました。
お顔に手をかけるとついつい彫りすぎてしまいます。二重顎などは最後でいいのですが。
足も不用分を落としました。少し長く見えますが、下絵のとおりですので彫りながら調整します。つぎは頭部に合わせて全体バランスを取りたいと思います。腕の彫りすぎには気を付けたいですね。
R06.09.15(日)「伝吉祥天立像」頭部を荒彫りです。
「伝吉祥天立像」頭部の荒彫りを始めました。
全体バランスを見るために頭部を彫りましたが、ついつい彫りすすめてしまいます。
横から見た頭部の奥行きは肉眼で見るより写真のほうが適当でした。後ろ髪の位置が高い気がしますが、全体をすすめながら様子を見ます。
下絵の目盛りを頼りにお顔を削っていますが、削りすぎないうちに止めて再度全体を削ることにします。あくまで全体を外側から彫りすすめながら収めたいと思います。全体をまとめるまでは削りやすいように頭頂と脚部はこのままにしておきます。
R06.09.03(火)「伝吉祥天立像」荒彫りの途中です。
「伝吉祥天立像」の荒彫りをしています。
正面からです。腕と身体全体からすすめていますが、頭部と足はこれからです。
側面からは前傾の具合がわかります。足は開いてどっしり構えています。
まだ全体バランスに影響が出るほど荒彫りが進行していないので、この後も慎重に進めていきたいと思います。頭部と足が彫れたらまたアップします。それにしてもチェーンソー跡は痛恨のミスです。
R06.08.26(月)「伝吉祥天立像」荒彫り開始しました。
「伝吉祥天立像」の荒彫りを始めました。
一番のポイントは両腕の彫り出しです。本来は六臂だった継手跡が残っているのですが、今回は両腕だけにします。
この像は前傾ぎみ姿勢だと思うのですが、全体バランスがまだ見えないのでなかなか彫り込めずにいます。
首と肩部からすすめましたが、脚部のチェーンソー跡には注意してマークしました。できるだけ頭頂部と底辺部はこのまにしておきます。このサイズだと彫るときの固定が大事なので、作業台にあてる面を残しておきたいと思いますので。。荒彫りの経過をまたアップします。
R06.08.24(土)「なべ猫」に鍋敷きをしきました。
「なべ猫」なので鍋敷きの上に置いてみました。
北欧風の布製鍋敷き(径18cm)ですが、より納まった感じがします。
鍋敷きと呼応して「鍋」がよく見えてきますね。一度完成した「なべ猫」ですが、これが最終形でしょうか。
後ろから見てもやはり納まりがいいですね。鍋敷きはネットで購入しましたが結構な値段でした。2枚セットなのでもう1枚は実用します。。何度もご覧いただき、ありがとうございました!
R06.08.22(木)「伝吉祥天立像」荒彫りを始めます。
「伝吉祥天立像」不用分をカットした後、更に削ったうえから下絵を描きました。
正面からです。両脇と肩の部分をチェンソーで削りました。
両側面からです。両腕を残して不用分を落とすのはさすがにチェンソーでは危険すぎます。小型のノコギリ等で慎重に落としていきます。
背面からです。左脚にチェーンソー跡が残りましたが、同じ場所の端材を埋めて修復します。次回は荒彫りの様子をアップします。
R06.08.10(土)「伝吉祥天立像」不用分カットしました。
「伝吉祥天立像」の下準備ができたので、不用分のカットからスタートです。
下絵を書き写した際に、赤くマークしていたところをカットしました。
まだ赤マークが残っていますが、あとはチェーンソーで削るつもりです。間違いの無いよう、事前によく考えてからチェーンソー削りに入ります。
R06.08.07(水)「伝吉祥天立像」下書きができました。
「伝吉祥天立像」の用材と写真(非公開)が用意できたので下絵の準備にかかります。
写真に升目を入れて用材サイズに合わせて印刷したものから下絵を作りました。
用材にも升目を書いて、下絵を書き写して完了です。
下絵を四方に書いたあと、不用分を斜線でマークして切り出しの準備をします。切り出した端材は台座に使いたいと思います。
R06.08.02(金)「伝吉祥天立像」いよいよ開始です。
前から彫りたいテーマのひとつ「伝吉祥天立像」をいよいよ始めます。
用材は前(7月7日)にアップした桧材に加え、新たに楠材(175x140xH410)を用意しました。
このサイズになるとさすがにズッシリ重いですね。また体力を消耗しそうです。大阪にある木材専門店から取り寄せたもので、反りなし、割れなし、節なしの銘木です。カットもオーダーできるので重宝しています。このまま用材と本像写真を眺めながらじっくりプランを練りたいと思います。。。感謝!
R06.07.30(火)「なべ猫」柿渋を塗って完成です。
「なべ猫」を彫り終えてから柿渋を塗りました。
全体に薄く柿渋を塗ってから、目、鼻、背中の強調するところに重ね塗りをしました。
写真では分かりにくいのですが、三毛猫です。タイトルを「おひるねこ」にしたいですね。
お約束の後ろ姿ですが、背中のアンジュレーションは苦労のあとです。頭部、背中、尾のポイントに重ね塗りしてあります。仕上げにペーパー掛けを迷っていましたが、台座だけにして本体は塗ったままにしました。もう少し重ね塗りをしながら、あとはネル布で磨くだけです。ご覧いただきありがとうございました。
R06.07.25(木)「なべ猫」彫りはこれで終了です。
「なべ猫」も彫りについてはこの辺で終了とします。
予想外に難しかった寝顔は、目を深くして上下まぶたを彫り出したら何とかそれらしくなりました。
何度もお見せする猫背もだいぶ調整しました。首から背中、腰、尻、腿と分けて徐々に下がるようにした。つもりです。鍋も精度を上げるよう追い彫りしました。
真上からのアングルでどうぞ。後ろ足を下げて、しっぽも気持ち太くしました。耳が少し鋭角なので角を落としてマイルドにします。いよいよ仕上げに入りますが、前回も言ったとおり迷っています。ペーパー掛けをするか、着色するか、台座はどうか、等々・・・楽しみます。
R06.07.23(火)「なべ猫」ねこの顔を彫りました。
「なべ猫」の親子の顔をそれぞれ彫りました。
母猫は眠っていても、子猫は起きて顔を出している様です。「眠り猫」という名品がありますが、寝顔はなかなか難しいですね。
彫る作業はほぼ終わり仕上げにかかりますが、どう仕上げるかを思案中です。このまま柿渋を塗って仕上げるか、塗った後からペーパ掛けをしてクラフト風にするか・・・台座もこのままでいいか、もう一工夫するか・・・楽しみながらあれこれ検討します。
R06.07.20(土)「なべ猫」荒彫りを終えました。
「なべ猫」の荒彫りは大体終了しました。
ねこの親子は外形から整えました。なべ内側の彫り込みもリアルになる前にこの辺で。
ねこの背中のアンジュレーションは成りゆきでこんな感じになりました。
台座は八角台座にして少し角度を付けました。ねこの顔もこのままで仕上げるのもありかと考えています。
R06.07.18(木)鍋を彫り出しました。
「なべ猫」のなべ部分を彫り出しました。
なべの深さに気をつけながらこんなカタチに彫りました。鍋の中も合わせて彫り込んでいます。
鍋のふちも大きくして猫がすっぽり入るようにしました。猫の首から背中、腰にかけてのアンジュレーションを彫り出したいと思います。台座はこのままの厚みで四隅をカットして八角台座にします。
R06.07.16(火)荒彫りを始めます。
準備ができたので「なべ猫」の荒彫りを始めます。
外枠を丸く整えながら、頭部を彫り出しました。手がまだ不自然ですが・・・
まだ感覚だけで削っているので実感がないのですが、少し鍋から出すぎだと思います。となると、鍋の深さが足りないようにも感じます。まだまだ彫りながらですね。
R06.07.12(金)荒彫りの準備ができました。
昨日に続いて「なべ猫」のミニチェーンソー削りをしました。
釈迦如来坐像の蓮台を彫った時の要領で頭部を残して周りをミニチェーンソーで削ります。
残った分もミニチェーンソーでならしていくとこんな感じです。台座分がいい止めどころになりました。顔が正面になるように置いてみました。背中から腰のまるみを意識しながら、まずは頭部をおおまかに彫り出したいと思います。荒彫りの準備ができました。
R06.07.11(木)次のテーマは「なべ猫」です。
次のテーマは「猫」第2弾のなべ猫にしました。
用材から14x13xH12cmサイズの楠(くすのき)を見て決めました。大まかな下絵を描いてスタートです。
楡の木より柔らかいのでノコギリ引きも楽でした。台座分を引いてからミニチェーンソーで角を落とすとあっという間でした。ノミで削った面をならして終了です。
台座分がかなり厚く残ったので、鍋のふたを別彫りしてかぶせるのも一興ですね。進み具合をみながら検討します。
R06.06.24(月)「猫」に鈴を付けてまた完成です。
柿渋を塗っての完成からまたも手を加えてしまいました。
端材から「鈴」を彫りました。お顔に合わせて大きめで下ぶくれ型です。
左手脇をぎりぎり空けてリボンを通しました。大きめの鈴がバランスよく収まった気がします。
お定まりの後ろ姿もリボンの結び目が見えて可愛らしくなりました。写真では分かりにくいのですが削った部分の色落ちが見えます。塗った後からの修正ではいたし方ないのですが、うまく重ね塗りができればやります。磨き用のネル生地も購入したので納品まで磨き込みたいと思います。3ヶ月間ご閲覧ありがとうございました。
R06.06.12(金)「猫」柿渋を塗って完成です。
彫り終えた「猫」に柿渋を塗って完成です。
全体に薄く塗った後から、目と鼻先と口元だけ更に塗って強調しました。
少しだけローアングルから眺めてみました。右顎を少し削ってあります。
しっぽの先にも柿渋を重ね塗りしました。原液を薄めすぎたようであまり目立ちません。
後ろ姿が本作の正面と言って過言ではありません。どこからも「猫」を感じ取れます。ほとんどの方が同じ感想でした。いっそこちらを正面にして置いてみてはいかがでしょう?
なお、まだ迷っているのがサンドペーパー掛けです。やればもう後戻りできませんので、ギリギリまで迷うことにします。
R06.06.17(月)「猫」彫り終えました2。
「猫」彫り終えましたが、見てると矛盾に目がいってまた彫りました。
左耳を少し後ろに引きました。左脇から左足にかけて少し掘り下げました。右ほほから顎にかけて削り、それに合わせて左額も削りました。結果、顔の向きを補正したつもりですが見えませんか?
杉の丸太の輪切りはサンドペーパーで整えました。
背面も左腰と左肩、顔の修正に合わせて首回りを削りましたが、やはり写真では見えませんね。
次はいよいよ最終仕上げです。今回の場合木彫刻というより「クラフト置物」なので、サンドペーパーを掛けるかどうか迷っています。着色も柿渋ではなく、ブラウンのオイルステインにするかどうか。。検討します。
R06.06.12(水)「猫」彫り終えました。
何度も彫り直しながらも「猫」を彫り終えました。
杉の輪切り台座に乗せたところです。ベタな招き猫ですが、それらしくは出来ました。
「招き猫」なのでデフォルメされましたが、身体全体の流れを意識しながら仕上げました。最後に柿渋を塗って完成です。目と鼻先としっぽの先にほんのり塗ってみます。来月から独立する飲食店主に贈呈する予定です。
R06.06.07(金)「猫」仕上げは目と耳から。
「猫」の仕上げに入ってますが、やはり目と耳からです。
右耳を小さくしました。目は深掘りしてから瞳を丸く彫り直してます。
少し上からの目線で見ることにしましたが、もう少し調整するところに印をしてます。やはり「ひげ」があると猫らしくなりますね。彫り出すことにしました。
最後に後ろ姿ですが、左肩回りを随分削りました。耳がまだ厚いので修正用マークを書いてます。この後は全体を見ながら仕上げ彫りをして艶出しをします。台座用に杉の輪切り(径16cm、厚み5cm)は手配済みです。完成が見えてきました。
R06.06.04(火)「猫」カタチが出来ました。
「猫」小造りも終えてほぼカタチができました。
眼を入れて、左耳を削り、あごを引いて、足を整えました。
招く手のカタチはもう少し調整したいと思います。右耳が大きいのでこちらも要調整です。
やはり後ろ姿が一番いいですね。耳を小さくするのと同時に後頭部も削りました。ベタな「招き猫」になりましたがこのまま仕上げにかかります。台座は杉の切り株(厚み5cm)を検討中です。
R06.05.24(金)「猫」カタチが見えてきました。
「猫」に目を入れてから何度も彫り直しては彫るの繰り返しです。
目と鼻と口のバランスはよくなりました。もう少しです。
猫背にもほどがあると思い、後頭部を削ってはその分背中を矯正しました。前足や脚のカタチを整えながら、サイズも合わせるようにしました。目立つ左脚は右脚にそろえて後ろに引きましたが、もう少し詰めます。
後ろ姿はあまり変わりませんが一番猫らしい方向ですね。こちらを正面にしたいくらいです。カタチが見えてくると同時に矛盾も目立ちます。どこから見てもおかしくないよう調整をすすめたいと思います。
R06.05.16(木)「猫」顔を彫って目を入れました。
いよいよ「猫」の顔を彫り、目を入れました。
どうしてもマンガチックな容貌になりますが、これから細かく調整していきます。
後ろ足と腿とのバランスや、両後ろ足の左右位置が微妙です。耳も大きく感じます。
挙げた左手に違和感があります。足も高いのでまだまだ調整の余地があります。じっくり調整しながら仕上げをしていきたいと思います。
R06.05.12(日)「猫」足の準備から始めます。
「猫」の荒彫りを終えて、足の準備をして小造りに入ります。
前足、後ろ足のサイズと指幅を決めました。招いた手?を上向きにするか下向きか迷います。
後ろ足は前足に比べて長いのですが、彫り出さず胴体に同化させようと思います。後ろ姿が「猫」らしくなりました。尻尾はこれがぎりぎりで、一木造りにこだわりました。顔を彫ったらまたアップします。
R06.05.07(火)「猫」荒彫りはこれぐらいにします。
「猫」の荒彫りはこの辺で終わりにします。
左側のほほを削りすぎました。小造りしながら修正していきます。
前足、後ろ足の位置関係も小造りしながら決めていきたいと思います。猫背としっぽが特徴的ですが、後頭部から背中にかけてもう少し削ってもいいですね。耳も相対的に大きくなったので耳を小さくするのにあわせて頭部も詰めたいと思います。
R06.04.25(木)「猫」荒彫りの途中です。
「猫」荒彫りの途中ですが、デフォルメが過ぎたようです。
サンプル写真ではあまり気にしませんでしたが、こうして見るとドラえもんですね。中心の設定に見誤りがあったようです。前足より後ろ脚がへこんでしまいました。
右足の調整のため中心を少し左に寄せて彫り直します。ひねりが加わり動きが出て面白いかもしれません。頭部も小さめにして全体バランスを「仔猫」にまでもっていきたいと思います。
R06.04.09(火)「猫」の荒彫りを開始しました。
新しく始めた「猫」の荒彫りを開始しました。
下絵に沿ってミニチェーンソーで荒々に削りました。ホントに省力化に役立っています。
次に打ちノミで荒彫りしていきます。写真と同じバランスのつもりでしたが、彫ってみるとドラえもん調になりました。「楡の木」が堅くて背面はまだまだこれからです。頭部を彫り出して背中から胴体にかけて荒彫りをしますが、イメージどおりにできるかどうか不安です。荒彫りは難しいですね。
R06.04.04(木)動物シリーズ「猫」を始めます。
「釈迦如来坐像」を続けながら、動物シリーズ「猫」を始めることにしました。
「楡」用材から大きめのものを選びました。サイズは高い方で30cm、低いほうは20cm、底の横幅は15cmx15cmです。上に少し幅が広っています。
こちらは用材の背面側から見たところです。脇にサンプル写真がありますが、左手を挙げた人を招くスタイルです。ちなみに右手をあげるとお金を招くそうですが、やはりお客様あってのことですから。出来上がったら金色の座布団にでも座らせたいと思います。
R06.03.15(金)「カワセミ」柿渋を塗って完成です。
1月末から始めた「カワセミ」ですが、柿渋を塗って完成とします。
正面は決めていないのですがここら辺りがいいアングルだと思います。
見上げるカタチで撮ると目つきに迫力を感じられます。
左方向からはこうなります。残念ながら足を彫り出すことはできませんでした。最後に後ろ姿です。木の幹の処理が中途半端だった気もしますがやむなし。柿渋を塗り分けてみましたが、色むらで終わりました。これを色むらと見るか「味」と捉えるかは鑑賞次第ですね。2ヶ月の間ご覧いただき、ありがとうございました。
R06.03.12(火)「カワセミ」彫り終えました。
「カワセミ」を彫り終えました。
仕上げ彫りをしていると、あれこれ不備不足に気がつきます。くちばしと咥えた魚を彫りすすめました。くちばしに関連してあごや喉も彫りました。
頭頂部が高く感じて少し下げました。極細丸刀をよく砥いで、羽毛を彫り直しました。足を強調したくなり、枝との接着部を空けたら少しその感じが出ました。尾羽の裏側も彫り込んで、土台をペーパーできれいにすると本体が引き立ちました。これで彫りは終わりにします。あとは柿渋を薄く塗りながら、羽の色合いをどうにか表現したいと思います。
R06.03.07(木)「カワセミ」そろそろ仕上げです。
1月から始めた「カワセミ」ですが、そろそろ仕上げに入ります。
枝先につぼみと思っていましたが、魚の捕食と季節が合わない気がしてやめました。つぎにくちばしと咥えた魚(ヤマメの稚魚をイメージ)を調整中です。
全体としてはこんな感じです。どこを正面にするかは決めませんが敷台を選びますね。丸型にすれば問題なく置けると思いますが、角型に斜め置きするのもいい気がします。
R06.03.03(日)「カワセミ」の羽毛を彫りました。
前回は「カワセミ」の大きい羽を彫りましたが、今回頭部と背中の細かい羽毛を彫りました。
顔のまわりは青、白、橙と3色の羽毛に囲まれています。着色はしないので区分けして彫り分けました。
翼の間に見える背の部分にも、細かく羽毛を彫りましたが頭部との彫り分けは出来ませんでした。強いて違いとすれば頭部は細く直毛で、背中は少し荒くランダムです。
リアルな木彫品を見ると腹部も細かく羽毛を彫り込んでいます。検討しましたが、以前「石と木の彫刻展」で聞いた「リアルよりリアルに見えるほうが面白い」との言葉から腹部はそのままにしました。
足と台座を整えて仕上げに入りたいと思います。
R06.02.22(木)「カワセミ」の羽を彫りました。
「カワセミ」の羽をおおまかに彫りました。
彫り込みがまだ浅いのですが、だいぶ鳥らしい姿になりました。
前から見るとこんな風です。もう少し羽の厚みがあってもいい気がします。
顔も目を中心に彫りすすめました。くちばしと咥えた魚は最後に仕上げます。
R06.02.22(木)「カワセミ」の顔を彫りました。
「カワセミ」の全体バランスをみるために頭部の顔を彫りました。
目と口を彫り込みましたが、顔のバランスをみる限りはまずまずでした。
口から目の位置を決めたら頭頂部が少し余った気がします。頭部を少し削って、胴体ももう少しシェイプアップすれば全体バランスも良くなると思います。羽を彫り込んだらまたアップします。
R06.02.17(日)「カワセミ」の全体をすすめています。
「カワセミ」荒彫り中ですが、全体のシェイプアップ中です。
カワセミの左右からです。尾羽が台座に繋がっているのがポイントの1つ目です。
止まり木は「梅」を目指しました。足の位置も決めましたが、足先しか出ませんでした。今後さらにシェイプアップしていくともう少し彫り出せるかもしれません。カワセミが等身大(17cm~20cm)なので、枝先のポイントの2つ目は「梅のつぼみ」が適当でしょうね。ではポイント3のつ目のカワセミが捕らえた魚は何でしょうか?ヤマメの稚魚?・・要検討です。
R06.02.11(日)「カワセミ」の足場を彫りました。
「カワセミ」荒彫り中ですが、足場を決めて彫り出しました。
足場を残して、下腹部から尾にかけて彫り抜きました。下腹部と背なかとの厚みを考えながらカタチを彫りすすめると、自然に足元の様子が見えてくると思います。
前方向から見ると完成予想がつきますが、足の位置と停まる木枝をどうするかを検討します。
彫刻のアイデアとして、尾羽は台座に繋げて一木彫りを強調したいのと、枝先にボリュームが残っているので柿の実でも彫ろうかと思っていますが。。どうでしょうか?
R06.01.31(水)「カワセミ」荒彫り中です。
「釈迦如来坐像」の合間に始めた「カワセミ」ですが、外側から荒彫り中です。
魚をくわえて小枝にとまったカワセミと思ったのですが、枝先の位置がずれてしまいました。
前面から見るとこんな感じです。咥えた魚が跳ねすぎですが後で調整します。
背中の具合が鳥ではないように見えます。もう少し背筋を伸ばしたほうがいいですね。台座から足元をどうするか少し検討します。岩場か木の枝か、岩から木枝か・・・いずれ足の位置が問題です。
R06.01.28(日)「カワセミ」を始めました。
「釈迦如来坐像」を少し置いて、以前から依頼のあった「カワセミ」を始めました。
用材は「明星観音菩薩立像」と同じヒノキ材です。「矮鶏」を彫った際に残った半分を使います。
像高16cm、川魚を加えて枝にとまる姿を彫りたいと思います。ミニチェーンソーを使ったので大まかなカットが短時間にできました。下絵が荒かったせいか、まだカタチが不自然ですね。
R06.01.11(木)「釈迦如来坐像」全体バランスの調整です。
「釈迦如来坐像」出来た雲形光背を台座蓮華座に乗せました。
全高45cmです。写真ではアラが見えませんが、まだまだ調整不足です。
本像を乗せてみたところです。台座、光背がひとまわり小さく、窮屈に感じますね。
バランスの悪さがわからないように斜めから撮りました。本像が浮いていますので、調整が必要です。完成までまだまだ調整が欠かせません。何とか年度内には納めたいと思います。
R06.01.03(水)「釈迦如来坐像」雲形光背が出来ました。
「釈迦如来坐像」雲形光背の透かし彫りが出来ました。
雲の渦巻きを更に彫り込んでいきました。
裏面を削り舟形にできました。中心部が少し厚くなりましたが、最後に2段目中心部を抜きます。お見苦しいのですが裏面もご覧ください。透かし部分を局所的に裏からも彫り込み、貫通しました。厚みをキープしながらの方法ですが、ほぼ1ヶ月費やしました。
R05.12.29(金)「釈迦如来坐像」光背表面が出来ました。
「釈迦如来坐像」光背の表面はこの辺にします。
2段目の中心部はくり抜く予定ですが、裏面を削る際に強度に不安があるので最後にします。
彫りの深さはこれぐらいでいいかと思います。根本の不足分は別に彫って付け足すことにしました。裏面を削る目安を線引きしておきます。そこまで彫れたら更に削りながら渦巻きの中心に抜けるようにしたいと思います。透かし彫りでなくても光背としては成立しますが、ここはこだわりたいですね。頑張ります。
R05.12.22(金)「釈迦如来坐像」光背雲形が出来ました。
「釈迦如来坐像」光背の雲形を彫り終えました。
個々の雲の彫りを深めながら全体のカタチをまとめていきました。光源の位置によって彫りの深さが変わるためもう1枚撮りました。一旦この深さでカタチを見ますが、裏側から削っていく段階でより深く彫ります。渦の中心部から透かし彫りにしていく予定ですが、その前に中心部の円内を仕上げます。
R05.12.18(月)「釈迦如来坐像」光背の雲形を彫ってます。
「釈迦如来坐像」光背に雲形を彫っている途中です。
下書きに従って渦巻き状に彫り込んでいきます。裏面を削って薄くしていくと、渦の深いところから透かしになるようにします。左側も少しずつ彫りすすめます。右側を彫るのに1週間以上かかりましたが、年内の完了を目指して頑張ります。
R05.12.07(木)「釈迦如来坐像」光背に雲形下書きです。
「釈迦如来坐像」光背の内側を整えて雲形紋様を下書きしました。
参考写真から紋様レイアウトを描いて、フィルムに書き写しました。カーボン紙を間に敷いて、フィルムの雲形を用材に写しました。下書きができたので雲形紋様を彫り込みます。写真はあくまで参考としてどのように雲形を彫るかは検討します。少し厚みを持たせて立体的に彫りたいと思いますが、透かし彫りは欠かせません。表側ができたらまたアップします。
R05.12.04(月)「釈迦如来坐像」光背の荒彫り再開です。
事情があって2週間ほど空きましたが、「釈迦如来坐像」光背の荒彫りを再開しました。
あまり変わり映えしませんが光背自体を深く彫って、舟型と言われるカタチにします。内側からだいぶ彫り下げました。内側の深さはこの辺にして、次は雲形や中心円の紋様を書き込みます。紋様に沿って彫り込んだあと、外側から厚みを削り落としながら雲模様をくり抜いていきます。模様が抜けたらまたアップします。
R05.11.18(土)「釈迦如来坐像」光背の荒彫り開始です。
「釈迦如来坐像」光背の荒彫りを始めました。
光背データをパソコンでサイズ調整して型紙をつくりました。下書きをしてから荒彫りを始めます。舟形光背なので中央部を彫り込んで、名前のとおり舟形のカタチにします。カタチができたら雲の文様を下書きして彫りすすめます。
R05.11.15(水)「釈迦如来坐像」雲形光背の木取りから。
「釈迦如来坐像」台座のメドが着いたので、一度は諦めた光背を手掛けたいと思います。
光背は「雲」をテーマにしたものですが、講座の先輩から写真をいただきました。用材は本像、台座と同じ「楡(にれ)ご神木」を使います。件のレンタル作業場KITENEでカットしてもらいました。
1枚を2分割して左右を合わせます。芯部は本像を1㎝詰めた際に出た端材を活用できました。やはり端材は無駄にできませんね。今日は2枚を接着するところまでとします。
R05.11.12(日)「釈迦如来坐像」敷那須ができました。
「釈迦如来坐像」台座の敷那須ができました。
少し高かったので1㎝弱カットして、周囲もひと回り詰めしました。その時の端材を隣に置きますが、何かに使えそうですね。正面部に飾り彫りをしました。仏像彫刻の基本、地紋彫りから「花菱地紋」にしました。
反花の上に置いてその上に蓮台を重ねたところです。敷台の地紋は見えにくくなりますが、そこに感じるものはありますね。あとは水平器をあてながら最後の調整をしたいと思います。
R05.11.06(月)「釈迦如来坐像」敷那須の木取りです。
「釈迦如来坐像」台座のうち「蓮台」もできたので、「反花」を仕上げながら「敷那須」を始めます。
「敷那須」は反花と蓮台の間に置くものです。円形に切り出すのにまたミニチェーンソーの登場です。
短時間で8角形の用材ができました。ミニチェーンソーは本当に重宝しますね。仕上げ途中の反花に乗せてみたところです。敷那須は丸く仕上げて飾り彫りを入れます。敷那須ができたらまたアップします。
R05.11.01(水)「釈迦如来坐像」蓮台上面ができました。
「釈迦如来坐像」台座蓮台の上面を彫り終えました。
花弁のカタチが1段と2段目で違ってますが、揃うのが正しいカタチだと思います。
本像を置いたときに浮いて見えたので、座面を少し掘り下げました。裏にあるチェーンソー跡の補修をして終了です。次に荒彫りした「反花」を仕上げて、間に置く「敷那須」を作ります。最後に一番下に敷く「框座」を作ってセットすれば台座「蓮華座」の完成です。
R05.10.30(月)「釈迦如来坐像」蓮台上面をならします。
「釈迦如来坐像」の蓮台ですが、周囲の彫りを終えて上面をならします。
上面の凸凹を平らにするため、まず丸刀で大まかにならしていきます。このあと平ノミで平らに削って、蓮の文様を彫り入れます。最初から平刀でならすのは大変なので丸刀を使うのは荒彫りと同じ同じ常套手段です。
R05.10.28(土)「釈迦如来坐像」蓮台作成の途中です。
「釈迦如来坐像」の蓮台をすすめてますが、チェーンソー跡がそのままです。
台座上面の周囲を玉上に丸めていきますが、頭部の螺髪と同じ要領で彫り出します。上面が完成したらまたアップします。
R05.10.15(日)「釈迦如来坐像」の台座を作成中ですが。
10月は何かと行事が多く、「釈迦如来坐像」の台座作成がすすみませんね。
すすまない台座の作成現場です。リビングの一画ですがしっかり作業場になりました。
作成中の蓮台と、奥に反花も見えてます。年内に光背まで完成目標でしたがかなり難しくなりました。
R05.10.05(木)「釈迦如来坐像」蓮台側面を終えて。
「釈迦如来坐像」の台座、蓮台の側面から荒彫りを始めています。
粗々ですが、型取り程度には終わりました。チェーンソー跡が痛々しいですね。左下のところが一番ひどい状態です。この花弁1枚だけ別彫りして取り付けようと思います。
返して上部から見るとイメージが変わります。花弁2段の彫り込みはこれからですが、どう彫っていくかよく考えてすすめたいと思います。花弁が出来たらまたアップします。
R05.10.05(木)「釈迦如来坐像」蓮台をすすめます。
「釈迦如来坐像」反花が一段落したので、蓮台もすすめます。
反花と同じように側面から蓮の花弁を彫り出していきます。
真下から見たところですが、8等分して花弁を2段に彫り分けます。1枚だけ彫りました。
真横から見るとこんな感じです。きれいに仕上げないとイメージできませんね。側面ができたらまたアップします。
R05.10.01(日)「釈迦如来坐像」反花の荒彫り終了です。
「釈迦如来坐像」の台座「反花」ですが、大まかに荒彫りを終えました。
枠取り程度ですが、全体としてはこんなものでしょうか。
次に1段目の花弁を1枚1枚ふっくらするように彫り上げます。2段目も同様に仕上げます。
作業前の蓮台を乗せて全体イメージとバランスをみます。写真では蓮台が大きく見えますが、下の反花のほうが直径は25cmで少しだけ大きいです。さらに下にひと回り大きい框座を置きますのでバランスはとれると思います。反花の仕上げの前に蓮台に取り掛かります。
R05.09.24(日)「釈迦如来坐像」反花を始めました。
「釈迦如来坐像」反花から荒彫りを始めました。
反花の花弁を型取りしてセルロイドに下書きしました。
8枚分を型紙をなぞって用材に下書きします。下書きに沿って8枚の花弁を2段に彫り出します。先ずは最初の1枚を半分ずつ。全部彫り出したらまたアップしたいと思います。
R05.09.18(月)「釈迦如来坐像」反花も同時にすすめます。
「釈迦如来坐像」蓮台はチェーンソー跡処理のため保留として、反花を同時進行することにしました。
花弁が8枚なので8等分に線引きし、中心にくぼみを彫るための円マークをします。
中心円状にくぼみを彫ってから、花弁が下がる面をチェーンソーでつぶしていきます。チェーンソーだけで大まかに周りを彫りつぶしました。このサイズになるとさすがに打ちノミより効率的ですね。これから8枚の花弁を下書きして、2段に分けて彫り出します。まだカタチは見えませんが「反花」のほうはまずまずのスタートです。
R05.09.12(火)「釈迦如来坐像」蓮台をすすめています。
「釈迦如来坐像」台座の一部「蓮台」をすすめています。
前回の続きで、筋切りのようにミニチェーンソーを入れました。ノミでおわん型に彫り出しましたが、予想以上にチェーンソーが深く入っていました。
ひっくり返して「反花」素材に乗せてバランスを確認します。本像を乗せて完成をイメージしてみました。「蓮台」より「反花」のほうが大きめにするので大体いいと思います。蓮台が直径25cm、厚み9cm、反花は直径27cm,厚み3cmです。蓮台と反花の間には「敷那須」(厚み:1.5cm)が入り、反花の下には「框座」(厚み:1cm)を敷きます。像高25cmの本像と光背(高:30cm)を乗せると全体の高さは約55cmになるので結構ボリュームのあるものになりますね。大きい分だけ時間はかかりますが何とか年内完成を目指します。
R05.09.05(火)「釈迦如来坐像」台座は蓮台から始めます。
「釈迦如来坐像」台座の木取りを終え、先ずは蓮台から始めます。
前回の木取りで2つに分けましたが、厚みのある方を蓮台として荒彫りを開始します。表面から枠取りに沿ってミニチェーンソーで切り込みます。
次に裏返して、洗面器裏面状にするために同心円上にミニチェーンソーで深さを変えて彫り込みます。続きは同心円上の彫り込みに沿ってノミでならしていきますが、それはまた次回にアップすることにします。
R05.08.30(水)「釈迦如来坐像」台座の木取りです。
「釈迦如来坐像」本像のメドがたったので、台座の木取りをしました。
ご神木の「楡」材に型紙をあてて採寸します。
型紙に従ってチェーンソーでカットしました。
以前に利用した時間貸しの作業場です。借りた「クランプ」で固定して更にカットしました。
蓮華座の「蓮台」と「反花」に分けられました。
過去に蓮華座を彫ったときのブログを見ながら彫り始めたいと思いす。年内に完成できるといいですが。。頑張ります。
R05.08.27(日)「釈迦如来坐像」螺髪を彫りました。
カタチが出来てからだいぶ経ちましたが、気になるところにあれこれ手を入れてました。
区分けしていた螺髪の荒彫りをしました。均等に区分けできなかったのが響き、場所によって丸がゆがんでいます。
手の掘り込みがもう少し必要です。上半身は衣紋に集中して彫り直しました。背面も彫り直しましたが全面に比べるといまいちピリッとしません。これから仕上げ彫りをすすめながら調整します。
一度はあきらめた「釈迦如来坐像」ですが何とかここまで彫れました。「楡材」へのこだわりが強かったようです。
R05.08.01(火)「釈迦如来坐像」カタチができました。
「釈迦如来坐像」の荒彫りから小づくりを経てカタチができました。
正面からです。手が大きく見えますが、カメラアングルのせいもあると思います。
斜めから見ると画像が落ち着きます。各所に矛盾はありますがやむを得ませんね。
上半身が大きいという矛盾が隠せないため、真後ろからは避けました。右肩の大きな虫食い穴は最後に埋め合わせします。これから仕上げに入りますが、矛盾を補えるようコツコツ頑張ります。最後に螺髪を彫って本像の完成です。残念ながらお盆には間に合いませんでしたね。
R05.08.01(火)「釈迦如来坐像」手を整えました。
「釈迦如来坐像」に目を入れた後、「手」を彫り込みました。
まだ少し肉厚ですが、徐々に彫りすすめて整えます。
このサイズ(像高24cm)なので、爪まで彫り出しましたが今ひとつですね。
いつものくせで、袖口の奥を彫り急ぎました。そのせいで袖口がぽっかり空きすぎました。気がついたら時はすでに遅く取り返しがつきません。深く反省です。
R05.07.26(水)「釈迦如来坐像」早めに目を入れました。
頭部のゆがみを修正した後、螺髪をすすめながら早めに目を入れました。
まだまだ手を入れる必要がありますが、お顔の様子が見えてきました。
この角度から見るといつもの表情になりますね。耳も欠けない程度に彫り入れました。
こちら側からだと表情が変わります。まだ左右不均衡な部分があるようです。
螺髪は準備として枠を彫りました。角を取りながら丸い粒々に仕上げていきますが、その前に「手」に手を入れようと思います。
R05.07.22(土)「釈迦如来坐像」衣紋を彫り終えました。
一昨日のスクールで頭部ゆがみの指摘を受け、修正に入ります。
衣紋はほぼ彫り終えました。まだボテボテ感がありますが、仕上げ彫りで調整します。
頭部のゆがみをかなり修正してから螺髪の線引きを始めます。彫っているうちにいろいろ矛盾に気づきますが、そのつど立ち止まり、後戻りしながら修正しています。やはり仏像は時間がかかりますね。今回のお顔は丸顔で、仁和字の薬師如来さま調ですすんでいます。
R05.07.17(月)「釈迦如来坐像」衣紋を始めました。
脚部が気になったので、丸く削って長さも詰めて高さも落としました。
肩幅も落として全体的に丸く収めるようにしました。袖から徐々に衣紋彫りを始めています。
またひと回り小さくなりましたが、まとまりは良くなった気がします。手が大きく見えますね。まだまだ問題山積ですが、何とか仕上げられるように頑張ります。
R05.07.11(火)「釈迦如来坐像」接合部を整えます。
先日接合した「釈迦如来坐像」の接合部を整えました。
接合部に出来た「すき間」に、切断した際に残った端材から同じ部分を薄くカットして埋め込みます。腹部と左側が大きく空いていたので、そこに埋め込みました。
腹部は埋め込んだ後から衣紋に沿って目立たないように彫りこみました。
袖の部分はこれからですが、こちらも衣紋に合わせて目立たないように彫り合わせます。次の問題は耳の位置ですが、上に上がりすぎました。耳たぶはもっと肩に近いくらいですよね。別彫りして下げて取り付けるか、上だけ詰めるように削るだけにするか・・・検討します。
R05.06.26(月)「釈迦如来坐像」の接合をしました。
大きく縦カットした「釈迦如来坐像」ですが、継手の要領で接合しました。
手前に見えるのはカットした部分です。約1cmの厚みになりますので、台座用材として保存します。
2本の芯棒を入れて接合しましたが、やはり腹部が大きくカットされました。腕もかなりずれましたが、これから削りながら合わせていきます。接合がわからないように修正するのは不可能ですが、よほどの矛盾がなければこのまま完成させたいと思います。
R05.06.22(木)「釈迦如来坐像」大きくカットしました。
再開した「釈迦如来坐像」ですが、思案の末大きくカットしました。
側面からの写真を切り貼りして、手の位置や脚の長さを確認しました。縦にカットします。
楡の木は堅いためノコギリ引きに2時間以上かかりました。脚部をカットして接合しますが、うまくいくでしょうか。。仮に接合部がずれてしまってもそのまま続けようかとも考えていますが。。先ずは結果次第ですね。
R05.06.20(火)「釈迦如来坐像」を再開します。
「矮鶏」が終わり、「釈迦如来坐像」を再開します。
前回から脚部を削って幅を狭めました。結果、脚部に比べて上体が大きくなってしまいました。カメラで見るとまともに見えますが、肉眼ではもっと上体が大きくみえます。カメラの不思議ですね。
スクールの先生が言うには、もっと直立して腕を後ろに引く姿勢が正しいとの事ですが、そうすると手が動かせないので修正不能となります。ほかにも耳の位置が上すぎるとか、脚が前に出すぎている等々・・・矛盾だらけでお手上げ状態という事になりました。
これ以上は彫り続けるのは時間のロスなので、カットして胸像とするような提案も受けましたが、もう少し様子を見ながら彫り続けたいと思います。
R05.06.14(水)「矮鶏
」柿渋を塗って完成です。
「矮鶏」柿渋を塗って完成とします。
一度目は全体均等に塗ったつもりがやはり「むら」が出ました。塗りむらを「味」として見ていただければ幸いですが、思ったより色味が濃く出てしまいました。
白木のままのほうがよかったとの意見もありますが、やはり木彫としての完成感はあります。
ポイントを決めてさらに着色するか迷いましたが、一度塗りのままとします。一度塗ると修正は難しいのでこれで完成とします。長い間ご覧いただき、ありがとうございました。
R05.06.10(土)「矮鶏」を彫り終えました。
今年3月から始めた「矮鶏」ですが、彫りはこの辺で終了とします。
前回から目のまわりと胸から腹にかけて彫りすすめました。羽は1枚単位で見えるようにしました。
正面と背面です。胸部を微妙に彫りこんでいますがこれ以上はきりがないので終了とします。胸から腹部に荒く紙ヤスリをかけて柔らかい羽毛を表現しようかとも思いましたが止めました。あくまで木彫にこだわっていきます。この後は細かい彫り残しや彫りくずを処理してから、柿渋を一部に塗って仕上げに入ります。先ずは台座から。。
R05.06.06(火)「矮鶏」トサカを彫りました。
父の日も近づき、「矮鶏」も完成に近づきました。
最後に彫ろうと思っていた「トサカ」を彫りました。羽毛の一部も彫ってみましたが蛇足のようです。少なくても中央線を彫り入れたのは間違いですね。
次に
面白いアングルから腹部と脚もご覧ください。羽毛の内側も彫りこんでいるのは、仏像彫刻で学んだ精神ですね。感謝!
R05.05.23(火)「矮鶏」台座を作成しました。
「矮鶏」本体が一段落したので台座を作りました。
以前に20x15cmのシンプルな台座を考えましたが、こんもりとしたカタチに削りました。
出来たものをひっくり返したらこのように浮いて見えました。
生け花の敷台にもあったような気がして、これはこれでと気に入りました。後は羽毛の模様をどう彫りこむかを思案します。
R05.05.19(金)「矮鶏」頭と足を彫り終えました。
「矮鶏」の羽を整えて、頭と足を彫り終えました。
右足を挙げたポーズですが、下から見た際の腹部も彫り出しました。
これから羽をどう仕上げるか思案してます。羽の筋目まで彫るか、彫るとすれば一部にするか、リアルに全部彫りこむか・・・個人的には一部から全体を想像できるのが理想ですが、中途半端に見えたらアウトですね。検討します。
R05.05.13(土)「矮鶏」羽と翼を彫り終えました。
「矮鶏」羽と翼を終え、これから仕上げ彫りに入ります。
首回りから背中と、翼を彫り分けました。先ずは左側から細かく彫りだしました。
輪ゴムは別彫りした尾羽を写真用に止めたためです。最後に本体に差し込んで接着します。
前から見たところです。実は左足の1本が行方不明になり、修正追加しました。まだちょっと太目な気もしますが、ぽっちゃりして愛嬌があるのでこれで良しとします。
ご覧のように右側はこれからです。右側の羽と翼を彫りこんでから仕上げに入りますが、トサカと顔(特に目のまわり)、尾羽をどうするか・・・思案しています。
台座はいろいろ試しましたが、15x20xcm(厚み5mm)の長方形が一番収まりがよかったのでそうします。
R05.05.04(木)「矮鶏」粗々に頭部を彫りました。
「矮鶏」粗々ですが頭部を彫りました。
先日別彫りした尾羽は外しておいて、頭部を彫って全体バランスを見直します。
とさかは凹凸の位置を決める程度にしておきます。
くちばしと顔との関係性がイマイチわかりにくいです。
顔の下にある肉ひげが大きすぎますが、彫りながら調整します。
まだまだこれからですが、なんとかカタチになりそうでひと安心です。次は手羽や胸の羽毛をどう彫り出すか検討しながら仕上げに入りたいと思います。お尻の処理もまだですがあせらず慎重にすすめていきます。
R05.05.02(火)「矮鶏」尾羽と足を彫りました。
「矮鶏」の荒彫りを続けていますが、尾羽を別彫りして取り付けました。
背中に2本、「矮鶏」のシンボリックな長い羽を置いてみました。落ちないよう斜めにしてます。後ろの尾羽にもう1段尾羽を付け足しました。ボリュームアップしたのがおわかりでしょうか?
足と下腹も彫りこみましたが、まだ仕上げには早いので太目にして彫り残してます。次はまだ大きめの胸を整えてから、胸や腹部の羽をすすめることにします。どんな風に彫ればいいのかお手本を参考に検討したいと思います。
R05.04.19(水)「矮鶏」カタチが見えてきました。
なかなかすすまない「矮鶏」ですが、全体像が見えてきました。
右足をすぼめて持ち上げた姿勢ですが、腹からお尻にかけてはこれから調べたいと思います。顔をさらに彫りましたが、実際にはもっと小さいのでもう少し彫りこみます。
尾羽は見よう見まねで大まかに彫りました。羽の模様まで彫りこむかどうかは検討したいところです。当初に落とした大きい尾羽を別彫りする際に少し彫ってみて決めたいと思います。次の問題は他の羽をどう彫るのかと頭部の仕上げですが、カタチとしてはこんな感じでしょうか。6月に静岡旅行を計画しているのでそれまでには完成の予定です。
R05.04.07(金)「矮鶏」羽を彫り始めます。
「矮鶏」の荒彫りをすすめていますが、全体フォルムはこのぐらいにして部位ごとに細かく彫っていきます。
まだ頭部が大きめですね。身体も太目です。各部位を彫りながら削り落としていきますので今はこれぐらいで・・・
羽を下書きして彫りすすめますが、1段、2段と複数層にして彫りたいと思います。仏像の台座、蓮台で学んだことの応用ですが、うまくいきますように。。羽と足と頭部を順に彫って、最後に尾羽を2、3本別彫りして取付けようと思います。
R05.04.07(金)「矮鶏」荒彫りを続けています。
所用が続き、「矮鶏」はまだまだ荒彫りを続けています。
頭の部分が現れてきました。トサカやくちばしの下の肉垂れは仕上げの時に彫り出します。
尾羽が折れてしまったので、端材といっしょに並べてみました。
尾羽が折れてしまったのは、写真の解釈が違ってたとも思われるので結果オーライかも知れません。
端材も使って尾羽を別彫りして取り付けることにします。一番の見せどころなので少しデフォルメして目立たせようかと思います。試しに端材を乗せてみましたがいかがでしょうか?
R05.04.01(土)「矮鶏」荒彫りの最中です。
「釈迦如来坐像」に掛かりすぎてしまいました。「矮鶏」久しぶりに彫りだしました。
荒彫りが大事で難しいのは「釈迦如来」でもお話ししたとおりですが、仏像以外ではすすみが早いだけに特に感じます。性分のせいか、つい一部のこだわったところを彫りこんでしまいます。今回も尾羽の部分を早々に分けてしまいました。全体像が見えるまで外側から彫るすすめる鉄則を忘れた結果ですね。「釈迦如来」も今になって修復不可能な状態になってしまいましたが、こちらはまた別にご紹介します。彫刻をはじめて5年になりますが、まだまだ初心者ですね。。反省!
R05.03.29(水)「釈迦如来坐像」少し小さくなりました。
大改造を強いられた「釈迦如来坐像」ですが、結果ひと回り小さくなりました。
肩から腕、腰、脚部へと全てにわたって削り落としました。目的は頭部とのバランスをとるためですが、その分全体として小さくまとまりました。「釈迦如来坐像」の完成形としては正しいカタチに近づいたと思いますが、目指した「廬舎那仏」のようにゆったりとしたカタチではなくなりましたね。仏像彫刻は自分の好みで彫るものではないので、スクールで教わるうえでは当然の帰結です。カメラではあまり変わりなくみえますが、頭部以外は相当の量を削りました。これで荒彫りはほぼ終了ではないでしょうか。
R05.03.17(金)「釈迦如来坐像」大改造となりました。
昨日のスクールで、予想通り「釈迦如来坐像」の大改造となりました。
予想してたのは、身体が大きすぎるので頭部に合わせて身体部を縮小することでした。肩を落として腕を引いて手を手前に移動する、腰から腿を削って袖も削ることです。仏像はあくまでその仏像の持ってる規格のとおり忠実に彫るもので、自分の好みで彫ってはいけないルールがあることは承知しています。が、今回は用材の質料を活かしてゆったり大きな如来坐像を目指していたので残念な気がします。結果としてはテキストのお手本どおりシュッとしまった釈迦如来坐像となるでしょうが、勉強中の身なのでしょうがありませんね。がんばります。
R05.03.14(火)高村光雲「矮鶏」の荒彫りを始めました。
高村光雲「矮鶏」の模刻とは大変おこがましい表現でした。「矮鶏」風に荒彫りを始めました。
前方向からの写真を入手して気が付いたのですが、尾羽がだいぶ右に傾いていました。それに伴って顔は左方向を向いています。完全に四方から写した写真がないので、身体全体フォルムは想像で補うほかありません。という訳で「模刻」はできませんので訂正します。あくまで「矮鶏」風ということで。
R05.03.10(金)高村光雲「矮鶏」の模刻を始めます。
サポーターさんからリクエストがあり、高村光雲作「矮鶏」の模刻を始めました。
以前プレゼントした「楠」材を使ってと思いましたが、サイズが足りないのでヒノキ材を使用することにしました。高さ7寸(約21㎝)です。四方からの写真資料が少ないため、もっとネット検索をしながらすすめたいと思います。5月完成メドにしたいので「釈迦如来坐像」は少しペースダウンすることになりますね。
R05.03.08(水)「釈迦如来坐像」荒彫りはこの辺で。
「釈迦如来坐像」の荒彫りを続けていましたが、この辺で終えて衣紋やお顔、手をすすめたいと思います。
肩から腕にかけて大幅に削りました。腕の下がる角度をもっと深くすると、胸部が浮き出てきます。顔の右半分が出ていて左を向いていたのを修正しました。頭部の肉髻(にくけい:頭頂の盛り上がり)が前傾してたので修正しました。お顔もうつむき加減を修正しました。顎を引いて正面を見るようになりました。脇から腰、お尻にかけてだいぶ削りましたが、まだ横幅があるように思います。
手は思うように彫れませんでした。上から見ると手のひらとして彫りきれていません。顔とのバランスは微妙ですが、身体全体からするとまずまずかと思います。
廬舎那仏のようにおおらかなお姿にしたかったので、先生の指導からは少し離れてしまいそうです。
R05.02.20(月)「釈迦如来坐像」まだまだ荒彫り中です。
「釈迦如来坐像」の顔を荒彫りしてからあちこち彫りまわしています。
お顔もだいぶ彫りすすめていますがまだ平面的です。腕から手にかけて彫りすすめました。両腕をより深く彫って胸から下が見えるようになりました。
背面からは
右肩が上がっています。両腕の後ろ側と袖衣から腰にかけての掘り込みがまだですので、両脚部が見えません。全体の雰囲気は感じられるようになりました。今回はふくよかなお釈迦様を目指しているのでこの調子ですすめたいと思います。荒彫りをもう少しがんばります。
R05.02.14(火)「釈迦如来坐像」お顔の荒彫りです。
「釈迦如来坐像」の荒彫りをすすめていますが、大きさのせいか時間がかかります。
長い頭部も頭頂部を少し削るとご覧のような丸顔になりました。お顔を粗く彫りましたが小さくまとまり過ぎたので、目と口元をもう少し大きくします。全体的に横幅がありますが、今回はゆったりした如来様にしたいのでこんな感じのまま進めたいと思います。
彫りすすめないとわかりませんが、たぶん腕の位置が前に出すぎだと思います。もう少し上腕部を立ててその分手の位置を削って手前に移動させる予定です。脚部も同じく前に出ていますね。
背面から見るとまだまだ肩から胴部の削りが足りない様子です。本来なら後ろからも脚部が見えるはずなので。ニレの木は堅くてなかなか掘りがすすみませんが、気長にがんばります。
R05.02.04(土)「釈迦如来坐像」荒彫りの途中です。
「薬師如来」改めの「釈迦如来坐像」ですが、荒彫りを始めて今これくらいです。
結局サイズは高さ25㎝になってしまいました。当初考えていたものからは小さくなりましたが、このカタチを切り出すためやむを得ませんでした。
楡の木の木質なのか見た目より重く、硬くて割れやすいので荒彫りも悪戦苦闘しています。手彫りでは歯が立たないので、もっぱら木槌でノミを打って削っています。
ミニチェーンソーといい、打ちノミといい、慣れていないので削り間違いの連続です。ますます小さくなっていく気がしますが、ここまでくればサイズより内容重視で頑張ります。
R05.01.27(金)「薬師如来」改め「釈迦如来坐像」とします。
「薬師如来坐像」目指してチェーンソーを駆使してきましたが、勢い余って右手を削りすぎました。上部の削り落としはまだいいとして、下部をひざの高さに合わせて食い込ませてしまいました。リカバリーを散々考えましたが、頭部やほかの部位とのバランスから不可能と判断しました。
残念ですが右手部分をカットして、顎の位置も下げて全体フォルムを改めました。過去に課題として「釈迦如来坐像」を彫りましたが、同様にテキストに従いながら進めていきたいと思います。背面に虫食いか何かの跡が出てきましたが、これについては端材で埋めて修正するつもりです。
右手を開いて掲げる「施無畏印」の印相を彫りたかったのですがやむを得ません。残念至極ですが、お釈迦様が悟りを開いた時に組んでいたといわれる「定印」をきちんと彫りたいと思います。
R05.01.25(水)「薬師如来坐像」チェーンソーのおかげです。
「薬師如来坐像」今日はここまですすみました。ミニチェーンソーのおかげです。
右手を残して不要分を大きく削り落としました。ミニチェーンソーはバッテリーをフル充電したせいか今日は絶好調です。が、やはり突然停止しました。よく見るとチェーンソーを巻いている本体部が熱くて触れないぐらいです。モーター部も熱くなっているので本体保護のためだとわかりました。
ミニチェーンソーの使い方が分かってきたので、少しずつ削っては休めながらの作業になりました。時間はかかりますが、体力的にはノコギリ引きに比べて断然楽です。調子に乗って顎の位置を高めに入れてしまいました。頭頂部が大きく欠損しているので顎の位置決めは早かったと思います。致命的にならないことを祈りながら、荒彫りをすすめます。
R05.01.24(火)「薬師如来坐像」荒彫りの開始です。
「薬師如来坐像」用材から粗彫りを始めました。
いよいよ先日購入したミニチェーンソーの登場です。両肩を落として顔の部分を削り出す算段でしたがもう少しのところで電池切れです。賞味15分も使っていませんでしたが、故障かな?と思うぐらい突然に停止しました。1.5時間の充電で再開しましたが、またも10分程度で停止です。下絵は奈良国立博物館収蔵の国宝薬師如来像にしました。ただし、両手の位置を確認する目的ですので、全体像はテキストに従って彫りすすめるつもりです。大きな用材でしたが頭部を残すようにカットしていったら、高さ30㎝を下回ってしまいました。残念ですが仕方ありませんね。どっしりとした重量感がありますので台座を吟味して全体で40㎝程度にしたいと思います。
R05.01.19(木)新しいテーマは「薬師如来坐像」とします。
今日は日が差して暖かいので、チェーンソーで一気に削り落としました。
材が大きいため従来チェーンソーを出して使いました。1面をカットして、新たに線引きをしては別の面をカットしていく手順ですすめます。
チェーンソーだけで最初のカタチを出しました。テキストの釈迦如来の下図を参考にしましたが、釈迦如来と他の如来さまとでは腕と手の位置が違います。薬師如来を目指したいので前面部分は削らずに残しました。薬師如来の腕と手の位置を調べてから荒彫りを始めたいと思います。
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