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R07.04.23(水)「釈迦如来坐像」柿渋と蜜蝋で完成です。。
「釈迦如来坐像」の完成です。
前回から更にお顔、手、反花、框座を手直ししてから、柿渋と亜麻仁油蜜蝋で仕上げました。
本像は台座、光背より目立つように3度塗りしました。如来さまらしい風格が増した気がします。蓮台の背面は反省を込めてチェーンソー痕をそのままにしてます。いろいろ寄り道しましたが、1年を超えて完成としました。ご覧いただきありがとうございました。
R07.04.20(日)「釈迦如来坐像」を続けます。
1年以上ぶりに「釈迦如来坐像」を仕上げたいと思います。
気になっていたお顔を彫りました。目を削り頬も落とし、口元と鼻を整えました。
手を彫り、ひとまわりダウンサイズできました。カメラ目線なので大きく見えますが。
台座を水平均衡にして、光背の建付けを固くしました。框座はそのままです。
本像の座り具合をよくするため、お尻の下に敷物を付けることにしました。全体ができたら柿渋とアマニ油蜜蝋を塗って完成をめざします。
R07.03.29(土)「伝吉祥天立像」柿渋と蜜蝋で完成です。
彫り終えた「伝吉祥天立像」に柿渋と蜜蝋を塗って完成です。
柿渋の具合を見ながら2度、3度と重ね塗りしました。
楠材の白い部分が手に出たので、手のひらだけ更に上塗りしました。
座の下2段(反花、框座)はやむなく杉材で彫ったため質感の違いは否めません。柿渋を吸いすぎて少し黒味が増してしまいました。
次にアマニ油蜜蝋ワックスで磨くと光沢が出て一段と仏像らしくなりました。オイルフィニッシュ(乾性油を使った木材塗装仕上げ法)は前から気になってたのですが、今回初めて使いました。クルミ油やアマニ油等の乾性油を塗る方法や、蜜蝋などでワックスがけをする方法がある中でいいところ取りのミックス方法にしました。どちらも自然素材で塗装効果はありませんが、長い年月を経ての見た目効果に期待したいと思います。長い間ご覧いただき、ありがとうございました。
R07.03.21(金)「伝吉祥天立像」本像を彫り終えました。
「伝吉祥天立像」台座を終えて本像も彫り終えました。
像全体を正面からです。お顔を調整して冠も直しました。
手の指を彫り爪も彫りました。肩も少し狭めて腕も合わせて狭めました。
お尻も少し引っ込めて衣が真っすぐ下りるようにしました。足の指と爪も彫り出しました。
背面から見たところです。肩のくぼみを彫り、衣の左右曲がりを直しました。
以上で本像、台座ともに彫り終えました。昨年8月から8ヶ月かかりました。最後にもう一度じっくり見て、違和感がなければ柿渋を塗って完成とします。
R07.03.19(水)「伝吉祥天立像」蓮華座を彫り終えました。
混迷を続けた蓮華座ですが、何とか彫り終えました。
最後に迷った「框座」は脚を付けることで納めることにしました。框座、反花、蓮台それぞれに芯棒を付けて、中心がずれずに乗るようにしました。
前回と同じようですが、蓮台、反花ともに傾斜を深めてあります。框座も浮きますので全体が落ち着きました。あとは本像の残り仕上げをして彫りを終了したいと思います。
R07.03.15(土)「伝吉祥天立像」蓮台のリニューアルです。
「伝吉祥天立像」台座のうち「蓮台」を彫り直しました。
当初「反花」として作成したものですが、「蓮台」がサイズ的に小さいので再検討しました。
裏返して上面を彫り整えて「蓮台」としました。先の蓮台が径14cmで今回は径17cmなので3周りほど大きくなりますが、高さが少し低くなる分形状が平たくなります。
杉材から作成中の「反花」に乗せてみました。前回の写真と比べてみてください。こうなると「框座」もサイズ的に違和感が出てしまいますね。本像の仕上げ中に台座で混迷状態ですが、本像とのバランスが大事と思いますので妥協せず求めたいと思います。
R07.03.07(金)「伝吉祥天立像」本像の調整中です。
「伝吉祥天立像」いよいよ大詰めで本像を調整中です。
お顔を直しましたが、あごの下をもう少し削ります。
手の指を彫りながら細く削りました。腕輪の装飾も彫り直しました。
足もとも衣の裾をそろえて、指先を整えました。まだ少し甲が高いので削ります。
本像の調整をしながら台座のサイズを再考してます。反花を裏返して蓮台に彫り直して、新たに杉材から反花を作成するつもりです。最後に作った框座も薄くして脚を彫り出そうかと検討中です。完成が間近になり、あれこれ考えが錯そうしてます。
R07.02.26(水)「伝吉祥天立像」框座が出来ました。
「伝吉祥天立像」蓮華座最下段の框座が出来ました。
径22cm厚さ2.5cmの円盤に飾り彫りを入れて、サンドペーパーで仕上げました。
反花、蓮台を乗せて「蓮華座」の完成です。本像から反花、蓮台は「楠材」、框座は「杉材」です。あとは本像の仕上げを残すのみ。細かい矛盾を修正しながら、やはり「腕と手」にこだわって調整したいと思います。
R07.02.22(土)「伝吉祥天立像」腕と手を直しました。
「伝吉祥天立像」手が大きいとの声から大幅に見直しました。
腕の長さと太さのバランスを見ながら削りました。
次に指の長さと太さのバランスを見ながら手を詰めました。
腕と手のバランスを見なおしました。結果、腕に関する装飾は彫り直すことになりますが、急ぎすぎたことを反省してやり直したいと思います。いまだに見極めることが出来ない未熟さを痛感しながら完成に向けてがんばります。。感謝!
R07.02.15(土)「伝吉祥天立像」框座を始めます。
「伝吉祥天立像」華座一番下の框座を始めます。
なじみの作業場から杉材を分けてもらい、22cm径の円形を切り出しました。厚みは2cmです。
框座に置くと反花だけのほうがしっくりきますが、最後まで仕上げてから決めたいと思います。
本像のほうはやはり手がまだ大きいとの声があるので、課題として今後も取り組みます。
R07.02.04(火)「伝吉祥天立像」本像を仕上げます。
「伝吉祥天立像」台座もできたのでいよいよ本像を仕上げます。
お顔は首元と右目を彫り足しました。口元がいまひとつですがこれで良とします。
手は気持ち小さくなるよう、掌を削り指を細くして腕も思い切って下側を落としました。
写真では見えませんが、両腰にかかる天衣を浮かすように彫り込みました。これで右膝が前に出ます。
足の指を彫り込んだのと、衣の裾が薄く見えるように衣端を彫り詰めました。
台座の選択を迷いましたが、やはり蓮台を乗せることにしました。ボリューム感が増すのとせっかく彫ったので。残る時間で腕輪の細工を仕上げながら微調整をしていきます。台座の下にある紙は20cm径のサイズです。このサイズで円形の框座を用意しますが、石材(みかげ石、大理石、黒曜石・・・)も面白いので検討します。
R07.02.04(火)「伝吉祥天立像」反花が出来ました。
蓮台に続き反花もできました。
花弁を仕上げて、中央部を浮かせるようにしました。上部中央に蓮台位置を印づけましたが、乗せるかどうかは検討次第です。
蓮台を乗せれば「蓮華座」として完成です。これまでの蓮華座とは趣きが異なります。下の反花の存在感がありますので、本像とのバランスから考えるとこれだけでいい気もします。下に「框座」を敷くとより安定感があると思いますがどうでしょうか。
R07.02.02(日)「伝吉祥天立像」反り花の途中です。
台座「蓮華座」ですが、蓮台に続いて反花を彫っています。
通常の反花は平べったいのですが、今回は用材の厚みを生かしたカタチにしたいと思います。周りの花弁を彫ったところです。ここから花弁1枚ずつ柔らかい表情に仕上げます。この上に蓮台を乗せるかどうかは少し検討して、中心部を掘り下げるか決めたいと思います。
R07.01.29(水)「伝吉祥天立像」反り花を始めます。
「伝吉祥天立像」蓮台に続き、反り花を始めます。
最初の木取りでカットした部分を使用します。最大円に合わせてノコギリ引きしてからノミで丸く削ります。
通常「反り花」はべったり平たくして蓮台を乗せますが、今回は厚みを生かして花弁が立ち下がるようにしたいと思います。テキストの白衣観音像を見たら、その台座がこのカタチだったので参考にしました。蓮台を乗せるかどうかは出来てから検討します。
R07.01.29(水)「伝吉祥天立像」蓮台が出来ました。
「伝吉祥天立像」台座の一部「蓮台」が出来ました。
チェーンソー痕が目立たないよう彫ったので、窪みが見えますがやむを得ません。
蓮台のカタチを整えるため、那須敷台を彫り出すカタチになりました。
斜め上から蓮台上部を見たところです。ケバがまだ見えるので彫り除いて仕上げます。
次は蓮台の下に置く「反り花」にかかります。
R07.01.17(金)「伝吉祥天立像」蓮台の第1歩です。
「伝吉祥天立像」蓮台ですが、先ずは蓮の花びらです。
蓮台を8等分に区分けして、1枚分の花びらを型取りします。
型に合わせて花びらを2段にして16枚分下書きしました。大まかに2段の花びらを彫り出しました。
蓮台上面はこれからですが、花弁の開き具合をイメージして彫りすすめます。ここまでが力仕事ですが、今回もチェーンソー痕を残してしまいました。。反省!
R07.01.12(日)「伝吉祥天立像」仕上げの最中です。
「伝吉祥天立像」台座を彫りながら本像を仕上げ彫りしています。
肩から胸にかかる衣を身体に密着するよう深く彫り込みました。胸まわりがタイトになるのに合わせて肩幅も少し詰めました。
結果、両脇も広げられることになりました。
腰回りから背面もだいぶ削り落としました。だいぶすっきりしました。
仏像を眺めて気がついたことをメモる日記帳です。仕上げ彫りを始めるとあちこちに小さな矛盾が見つかり、直すとまた別な矛盾につながります。結果、荒彫りの段階まで遡って修正することになり、見極められない未熟さを痛感します。
R07.01.09(木)「伝吉祥天立像」台座は蓮台から始めます。
「伝吉祥天立像」台座の準備が出来たので蓮台から始めます。
すっかり馴染んだミニチェーンソーでおわん型に削っていきます。
チェーンソー痕のバラつきは承知のうえです。これから周囲を整えて蓮の花びらを彫り込んでいきます。本像については見るたびに小さな矛盾を見つけては手直しを繰り返しています。まだまだ完成には時間がかかりそうです。当初目標の年度内を目指します。
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