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のんびり仏像彫刻を楽しむ BUTSUZO_ART GROUP

仏像彫刻ブログBLOG

     

これまでに完成した作品についてまとめました。完成までのプロセスをご覧ください。


R02.08.08(土)「白衣観音」スクールで完成が認められました。

スクールでお顔や衣紋に修正が加えられた後、完成と認められました。

お顔については下から見たとき顎の線が見えるようにとの修正が加わり、衣紋については前から言われるように曲面へのこだわりでした。
前面の衣紋と同様に脚と袖の衣紋も修正しました。衣紋をふっくらと仕上げることで衣が大きく見えるとのことでした。最初は胸像だけにしようとかも酔いましたが、あきらめずに最後まで彫り終えました。
先生から修復跡を隠す意味も含めて金箔を貼ってはどうかとも薦められましたが、彫るだけで精一杯なのでと辞退しました。


R02.07.08(水)「白衣観音菩薩立像」本像を彫り終えました。

彫り直した「手」を接合した袖口を修正し、この辺で本像は終了といたします。

手の表情が自然になりました。足の向きが少しずれていますが、身体のひねりと無理やり納得します。
衣紋の調子がよくわからないところです。シャープにするのか角をとってソフトにするのか。。。フシが肩と後足元に出たのが残念ですが、後ろ面なので良しとします。
木取りの関係で「手」まで厚みが足りず当初は胸像に留めようか迷いましたが、修復を重ねて本像全体を彫れました。写真情報だけで1体彫り上げるという課題をクリアーした気がします。。感謝!



R02.07.07(火)「白衣観音菩薩立像」どうしても「手」が気になります。

ほぼ彫り終えそうになると、どうしても「手」が気になります。

右側が交換した左手です。既存の右手と合わせました。

本像に組み込んだところです。やはりお顔と同様「手」の表情も大事ですね。彫り直して正解でした。
袖口との接合部分をもう少し直して本像は完成としたいと思います。


R02.07.01(水)「白衣観音菩薩立像」各パーツを彫り終えました。

こつこつ彫り続けている「白衣観音菩薩」ですが、頭部・衣紋・手・足の各パーツを彫り終えました。

全体バランスを整えながら、頭部・顔を彫って一段落です。衣紋は最後までよく分かりませんでしたが風を感じられればいいですね。

お顔が今回はこういう表情になりました。きれいに出来なくて申し訳ないのですが、今回はこれで精いっぱいです。

手もまだ甲と指のバランスが合いませんが、3回彫り直したのでこの辺で勘弁いただきます。
これから仕上げ彫りに入りますが、表面が滑らかになるよう彫刻刀を砥ぎながら頑張ります。台座はあまり仏像らしくなくシンプルなものにして、光背はなくてもいい気がします。


R02.06.22(月)「白衣観音菩薩立像」続・全体バランスを整えてます。

前回の全体バランスの調整から、更にバランス調整を続けています。
一番手を加えたのは両手を別彫りして付け替えたところです。
前回と比べて更にスリムになりながらも、横からの手の分が厚みを増しました。まだまだ不完全ですが、気がついた都度手直しをしながら細かいところを彫りすすめます。脚部の修正跡は同材の埋め込みと木粉粘土です。


R02.06.10(水)「白衣観音菩薩立像」全体バランスを整えてます。

細かい修復を終えて、お顔や手・足・衣紋の仕上げ彫りの前に像全体のバランスを整えています。

肩から両腕への流れが悪く、まだ厚みがあるので肩・胸・腕・衣紋を彫り直しました。
四方から見たところですが、よりスリムになったと思います。後ろ面も彫り込んでシャープな背筋(せすじ)線を出しました。これで全体バランスはほぼ完成に近いと思いますが、これからお顔や全体の仕上げに入ります。
次の台座・光背もイメージしながら仕上げたいと思います。


R02.06.06(土)「白衣観音菩薩立像」両手の別彫りができました。

別に彫っていた「両手」ですが、出来たので本像に合わせてみました。
両脇から見てみるとこんな具合です。ともともと別彫りするのだったかも知れませんね。
接合部分が目立ちますので、工夫してスムーズに繋がるようにします。


R02.06.06(土)「白衣観音菩薩立像」両手の修復途中です。

両手を別彫りして修復検討しています
別彫りしたものを隣に置いて見比べてみました。サイズ的にはほぼ同程度です。手の精巧さはやはり別彫りのほうがリアリティがありますので、さらに調整して本体に組み込みたいと思います。


R02.06.03(水)「白衣観音菩薩立像」次は「両手」の追加修復です。

脚部分の修復に続いて次は「両手」を別彫りして修復開始です。
木目に注意して端材から「両手」部分を切り出しました。手部分を彫り出した後、問題は像全体へのスムーズな接続と思います。これまでの右手か左手を継ぎ足すようにしたのとは違い、「修復」のための継ぎ手なので接合が難しいと思います。試行錯誤を繰り返しながら何とか修復できるよう頑張ります。


R02.06.02(火)「白衣観音菩薩立像」脚部の修復です。

気になっていた脚部分の鋸引き跡の修復ですが、ちょうどいい端材が見つかりました。
接着部分をウェットティッシュで湿らせてから、ボンドをつけてギュッと押し込みました。
削り合わせるのは明日にしますが、木目を勘違いしてしまいました。削り落とした際に違和感のないことを祈ります。


R02.06.01(月)「白衣観音菩薩立像」脚部を彫りました。

昨日に続き今日は脚部分を彫りすすめました。

誤ってのこぎり引きした跡が痛々しく残って見えます。木粉粘土で修繕できるでしょうか?
全4面です。手の部分は別彫りを検討します。
仕上げ彫りの前に修正方針をスクールで先生にご指導を受けることとします。
手と足が問題ですが、どうするのがベストでしょうか。


R02.05.31(日)「白衣観音菩薩立像」迷いながらここまで彫りました。

胸像だけにするか迷いながら全体の衣紋まで彫りました。

全体のバランスを調整しながら衣紋を彫り、手もまで彫ってみました。
右・左面からです。 印刷して目盛りを引いてチェックしましたが、手の厚みにやはり無理ががありますね。
ここまできたら足も彫ってとりあえず彫り上げることにします。足の部分にのこぎり引きの跡が残っていますが、木粉ねんどで修正してみようと思います。



R02.05.29(金)「白衣観音菩薩立像」衣紋を彫りました。

白衣観音胸像部分について頭巾と衣紋を彫り込みました。

前に組んだ手の分だけ厚みが足りません。全体を彫り込めば手の分だせるでしょうか。。

後から見たところですが、首のうなづき加減が微妙ですね。背中にも節がでてしまいました。
胸像にするかどうかまだ迷っていますが、彫りすすめながらもう少し検討したいと思います。


R02.05.23(土)「白衣観音菩薩立像」お顔から始めました。

胸像にすることを前提に、イレギュラーですがお顔から彫りすすめました

口角をあげてアルカイックスマイルを目指しますが、まだまだこれからです。

頭部ベールのボリュームが足りません。やはり全体から彫りすすめるのが基本です。
これまでは荒彫り途中の写真がテキストにあり、途中のチェックができましたが今回はそれがありません。これまでの経験から途中経過をイメージしながらすすめていきたいと思います。


R02.05.19(火)「白衣観音菩薩立像」用材選定が誤りでした。

白衣観音菩薩を大まかに荒彫りしていますが、用材のサイズが足りませんでした。

正面から見るとまずまずのバランスで彫られているように見えますが問題は厚みです。

実際は両手を前に合わせる姿ですが、手の分の厚みがあと1cmほど足りませんでした。
この先は胸から上だけの胸像とするかどうか検討したいと思います。

R02.05.13(水)今日から「白衣観音菩薩立像」を始めました。

用材を見て次の課題は「白衣観音菩薩」と決めました。
テキストから4方の写真を取り出して、用材とは実寸で合わせることにしました。用材を大まかに彫り出して1寸刻みでマス目を付けます。写真から写しとった下絵を見て用材に書き入れました。明日からノミを使って荒彫りを開始します。


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