本文へスキップ

のんびり仏像彫刻を楽しむ BUTSUZO_ART GROUP

仏像ギャラリー(自作品・所蔵品)GALLERY

明星観音菩薩立像        ギャラリーへ戻る

明星観音菩薩立像の作成についてまとめました。完成までのプロセスをご覧ください。


R02.09.26(土)「明星観音」宝玉を手にして一段落です。

仕上げ彫りの最後に宝玉を持たせて一段落です。

右側の天衣をもう少し身体に近づけたいと思います。宝玉と肩に乗せた髪を調整します。

背面の衣紋も仕上げ彫りをすすめ、右手の調整もしました。

もう少し目を開こうかとも思いましたが、これぐらいにします。
テキストの写真は台座から一木彫りになっています。今回は用材の関係で別にしましたが、せめて両脇の袖衣は台座につながるよう両足を短くしてあります。次のスクールで先生から見てもらい完成とします。


R02.09.20(日)「明星観音」各部位を全て彫り上げました。

「明星観音」仕上げ彫りをすすめていますが、その前に各部位を彫り終えました。

頭部はお顔を直して目を入れました。冠と髪と耳飾り等々も彫り終えました。

背面も頭部の髪結びと衣紋を彫り込みました。腰のひねりもまずまずです。
衣紋の解釈はまずまずかと思いますが、右袖の折り返しの奥がよくわからない部分です。
あとは、各部位ごとに細かい仕上げ彫りをすすめていきます。


R02.09.14(月)「明星観音」仕上げ彫りに入ります。

各部を少しずつ彫りすすめていますが、そろそろ仕上げ彫りに入ります。

全体バランスを遠目から見て整えました。

衣紋を前面からすすめています。

頭部は最後にしようと思います。
衣紋を前面から側面、背面とすすめ、両手、両足を整えた後に頭部を仕上げたいと思います。
まだまだこれからですが、10月の完成を目指します。


R02.09.06(日)「明星観音」粗々に各部をすすめています。

スクールでお顔の手直しをしてから、頭部、衣紋、足部をそれぞれ枠取り程度にすすめています
偶然にも手持ちの丸木材が台座にぴったりでした。枠取りをして更に彫り込むと一段と細身になります。
衣紋がごわごわしてますが、これから仕上げ彫りで布の柔らかさを追求します。まだまだですが地道に彫りすすめたいと思います。


R02.09.02(水)「明星観音」気晴らしに左手を彫りました。

しばらく全体を彫りすすめていますが、気分転換のためこの辺で左手と宝玉を彫りました。

足元に左手と宝玉を置いてみました。若干大きめに見えますが右手と比べてバランスをとりました。

衣紋を大まかに彫り出しながら首回りをすすすめています。
衣紋や首回りや足元を彫りすすめて最後に耳飾りで仕上げたいので、まだまだこれからです。


R02.08.25(火)「明星観音」お顔を直しています。

相変わらずの邪道ですが「お顔」にこだわって彫り続けます。

前回写真を見るとほうれい線状態に彫りが入っていますので改めました。

お顔のほかにも衣紋がらみの「お姿」を彫り込んでいます。両腕まわりと腰まわりの彫り込みです。
全体像がスリム化したのがおわかりでしょうか。これからもっと全体が引き締まるよう頑張ります。


R02.08.23(日)「明星観音」お顔の位置を修正しました。

何かと忙しく20日のスクールも欠席しましたが、今日「明星観音」のお顔の位置を修正しました。
お顔が前に出すぎて首との位置が不自然になっていたので、お顔をグッと引いて首に近づけました。同時に後頭部もだいぶ削って横顔と正面顔とのバランスを調整しました。
右腕を何度か修正を試みたのですが、残念ながら時すでに遅しの状態でした、聖観音で何度もしくじっているのですがまた同じ過ちをおかしてしまいました。とにかく全体的な荒彫りは概ねできたので、これから各部ごとに細かく彫りすすめていきたいと思います。



R02.08.19(水)「明星観音」お顔から荒彫りをすすめます。

お盆も明けて明星観音のお顔から荒彫りを続けることにしました。
お顔の前に身体を彫り込んで天衣を浮き彫りにしました。現状ではまだお顔の位置が少し高く、首が長く見えます。全体バランスとお顔の大きさ、位置を見合わせながら慎重にすすめたいと思います。


R02.08.04(火)「明星観音」荒彫りをしてまた採寸です。

目盛りを書き入れた後に荒彫りをしましたが、その後また目盛りを書き入れました。
足の位置と大きさを決める必要がありますが、顔や全体とのバランス比較で決めます。足首を彫ろうとするとかかとの位置が難しくなりました。足全体を彫るのは今回が初めてですのでよく考えて彫ろうと思います。


R02.08.01(土)「明星観音」この辺でまた採寸です。

荒彫りをすすめると書き込んだ目盛りが消えるので、この辺でもういちど採寸して書き入れました。

中心線と分割線を専用機トースカンを使って書き込みました。

正面からと

背面からです。
あらためて目盛りを書き込むと、大まかに彫り込んだところがずれていました。腰の位置を上げて、肩から腕にかけてもっと削りとることが必要です。これからもこの繰り返しをしながら慎重にすすめていきたいと思います。


R02.07.31(金)「明星観音」荒彫りを続けています。

少しお休みしてましたが「明星観音」の荒彫りの続きを始めました。
頭部を先に彫りすぎた反省から、それ以外を全体的に彫りすすめています。深掘りするところと残すところの見極めが大事ですので、足の位置を決め天衣を残しながら衣紋や各部を切り分けるよう、しばらく力仕事が続きます。


R02.07.23(木)荒彫りを始めましたが。

「明星観音」荒彫りを始めましたが、頭部にこだわりすぎてしまいました。
全体をみながら大まかに彫りすすめるはずが、頭部だけサイズを彫り出してしまいました。頭部のサイズを先に決めてしまうと、衣紋を彫りすぎた場合に修正がきかなくなってしまいます。聖観音菩薩像のテキストを読みながらも、早くも間違えた感じがあります。後々後悔しないよう慎重に彫りすすめたいと思います。


R02.07.19(日)5日間のロスから新しい用材で出直します。

5日間ほど用材について勉強したところで、新たな用材に図面を書き入れました。
最初の四方写真がそのまま使えたので、用材との間にカーボン紙をはさんで写しとりました。これをベースに明日から荒彫りを開始します。実はこの材もわずかに割れがあるのですが、底面なので仕上がったらボンドを塗って進行を止める手当で間に合わせます。


R02.07.18(土)「明星観音」新たに用材を取り直しました。

「明星観音」新規に用材を取り直しました。

前回より少し高さが足りませんが、まとまった材が残っていたので切り出しました。

四隅をのこぎり引きで、用材を切だしたところです。四隅は端材として台座等に使います。
寸法取りをし直して目盛りを書き入れますが、当初の写真と同縮尺で引けると思います。


R02.07.17(金)「明星観音」用材からのやり直しです。

昨日スクールで用材の正面について質問をしたところ、やはり実物を見るのが一番との事で今日は先生の工房に伺ってきました。

見えるフシが2ケ所にありますが、それにもまして「割れ」が入っているため用材としてこのままでは使用できないとの判断でした。

カット専用の機械「バンドソー」でフシのある分を切り出し、割れのあるところまでカットしました。結果、使える用材としては上記の角材2本と薄く切り取った端材となりました。
これまで準備した目盛り入り縮尺写真と用材は無用となってしましました。もう1本ひと回り小さい木材があるので、そちらを何とかフシと割れを避けて用材に仕立てたいと思います。

せっかく彫る仏像だから、仕上がったものが不備(フシ・割れ)なものでは労力ももったいない。練習だからと材料にこだわらずに彫るとどうしても粗末に扱ってしまうとの事でした。無意識にはそういう気持ちもあったかも知れませんね。。勉強になりました!


R02.07.13(月)「明星観音」写真の縮尺を変更しました。

写真をよく見ると衣紋と台座がつながっているのに気がつきました。他の明星観音像も見るとやはり台座までの一木彫りでした。
目盛りの幅と写真の縮尺を調整して台座まで彫るように修正印刷しました。正面、側面、後面、それぞれに輪郭を写し取ります。


R02.07.13(月)「明星観音」実寸の四方写真を用意しました。

用材に写し取るため、昨日作成した八方写真から実寸に拡大した四方写真を用意しました。

1寸単位で目盛りを引いた用材に、同じサイズに拡大した写真を重ねて輪郭を写したいと思います。
写真から輪郭を写した線だけのイラストを作ろうと思いましたが、直接写真を置いて上からなぞって用材に観音様のカタチを写そうと思います。


R02.07.12(日)次の課題を「明星観音菩薩」としました。

次の課題を検討しましたが、新テキストにある「明星観音菩薩」にしました。
彫る過程の説明はありませんが写真が八方からなので「白衣観音」より情報量が多いです。スキャナーで写真のページを読み取りました。読み込んだ写真に用材と同じ間隔の目盛り線を書き込み、プリントしました。この秋までの完成を目指して頑張ります。


R02.07.11(土)新しく用材を切り出しました。

次の課題に向けて新たに用材を切り出しました。

1寸単位で目盛りを付けてあります。高さ:11寸(33cm)、幅:4寸(12cm)、厚み2寸(6cm)にしました。
朴原木をチェーンソーで切りだした原材から木取りしました。余分な四隅をのこぎり引きしてコマどりまでしたところです。今回はこれまでの反省を生かして慎重に進めたいと思います。課題はまだ決まってませんが、地蔵菩薩立像か新規の観音菩薩像を考えています。

仏像彫刻アート倶楽部

TEL:050-7534-8664
MAIL:midstay@camel.plala.or.jp