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のんびり仏像彫刻を楽しむ BUTSUZO_ART GROUP

仏像彫刻ブログBLOG

明星観音2.3.4      

明星観音菩薩立像の作成についてまとめました。完成までのプロセスをご覧ください。



R04.08.04(木)「明星観音第4弾」終了といたします。

同じタイトルでアップしました。あの後お顔を調整してしまいました。
同じ外観ですが最終版としてアップします。この後は柿渋を薄く塗って宝玉を持たせて完成とします。
こちら側からのお顔がどうしても納得がいかずに調整しました。わかりにくいと思いますが右目を左目に合わせてサイズ調整し、目の下を彫り下げた流れでほほから鼻に沿って彫り直しました。小鼻をリアルに削り、口元をならして下唇は修正しました。見た目は変わりませんが表情に違いが出たような気がします。


R04.08.02(火)「明星観音第4弾」終了といたします。

今年の1月から始めた「明星観音菩薩第4弾」もこの辺で終了といたします。
お手本どおり本像は台座から続けて1木から彫り出しました。
お顔も先生からの助言もあり、目、口、ほおから鼻にかけて彫り直しました。
手も指の太さを合わせて彫り直しました。最後に腕輪飾りを別に彫って付けました。

宝玉は別に彫ってます。サイズも調整したので柿渋を塗ってから手に持たせます。4度目の挑戦もまだまだ完成には至りませんでしたが、さすがにこれ以上はできませんね。そろそろ次回作「不動明王坐像」にかかりたいと思います。


R04.07.26(火)「明星観音第4弾」台座を取付けました。

昨日に続き、分けていた台座を取り付けました。

しばらく離しておいたためか接合部に空きが生じてしまいました。木工ボンドと木粉ねんどで補修します。

?後ろ側も同様に接合しました。ねんどが乾いて固くなったら台座全体を彫り込みます。

宝玉も彫り終えましたので台座ができたら手にもたせます。
休止中のですがスクールの先生にも見ていただき完成といたします。1月から始めた「明星観音菩薩第4弾」ですが、やっと完成のメドが見えました。。。感謝!


R04.07.25(月)「明星観音第4弾」頭部を仕上げました。

だいぶ完成に近づき、頭部お顔を直して髪と耳と宝冠を仕上げました。

最後に目を入れました。耳や耳飾りをリアルに貫通させるかどうかは様子見です。

宝冠ももう少し細かく彫るかどうかは同じく様子見します。

後ろから頭頂部です。団子状の結髪部分が荒くなってしまいましたが精一杯でした。
天衣もそうですがリアルに彫るより表現でそう見えることを考えます。これで各パーツごとの仕上げ彫りはほぼ終了です。最後に全体を眺めながら隅角の彫りカス等をきれいに整理したいと思います。宝玉を持たせてから台座を合わせて完成予定です。


R04.07.22(金)「明星観音第4弾」仕上げのポイントは。

長く続けている「明星観音第4弾」ですが、各部位の仕上げ彫りをしています。

前面の衣紋は薄くしながら折り目を深くして、面取りで柔らかさも出しました。

背面も衣紋を同様に整理しながら汚れも削り落とします。

左腕根本の彫り込みが不足してました。ここは左脇から腰への流れに影響が出るので、慎重に慎重に。

天衣と台座のつながりを意識して裾の処理をしました。仏様の足は偏平足なそうですのでこの辺で。。今回は手と足の爪を彫り出しました。
天衣はリアルに薄くするのではなく、表現で薄く軽やかに見えるように彫ることが大事と教わりました。衣紋や装飾品もそうですが、厚みを出さずにその存在感を彫り出すことなそうです。。難しいですね。頭部を残して仕上げ彫りを終えたいと思います。


R04.07.08(金)「明星観音第4弾」しつこく調整中です。

先月末(7月30日)はスクールでしたが、先生の事情で7月から3ヶ月間休講となります。

スクールで指摘のあったのは「手」と「天衣」でした。

先ずは「手」を調整しました。両手とも腕から見直して仕上げ彫りしました。

今回は爪も彫りました。

「お顔」は鼻を低くして、それに合わせて目から額と口元まで彫り直しました。

左腕を調整する中で脇を深彫りしたら腰とのバランスが崩れたのでさらに削りました。

足は指先を少し落として仏足らしく彫り直しました。台座は大まかに合わせて置いていました。
さすがに全体バランスはこれ以上彫れないほど彫りましたので、今後は細部の仕上げ彫りをすすめたいと思います。


R04.06.26(日)「明星観音第4弾」フライングで台座です。

昨日の続きで仕上げ彫りと思ったんですが、気になってる台座をフライングしました。

初めに分離した台座ですが、高さを合わせてのこぎり引きして並べました。

底側から見て中心からコンパスで円を引いてカットしました。お顔には保護のため手袋を被せました。
台座の底側から合わせたあと、表側にさらに内側の中心円を書き足します。意外に工夫が必要で少し見えるポリ型紙を使いました。これから足元を仕上げ彫りして、もうこれ以上彫らなくても大丈夫というぐらいになったら台座を接着しようと思います。


R04.06.25(土)「明星観音第4弾」細かい彫りはこの辺で。

購入したナギナタ刀を使って細かいところを彫りました。

お顔も口元から小鼻あたりを彫り直し、宝冠から髪のまとまりまで彫りすすめました。首、肩まわりを彫ったら垂れた髪がくっきりしました。

首回りから肩にかけて彫りました。前面の衣紋を彫ると天衣が気になってだいぶ彫り直しました。
後ろからも首が見えるようになりました。後ろ裾の衣紋も彫り出し、天衣も薄く削ってリアルさを求めます。彫りすすめるほどに色々矛盾が見えてきてしまいます。この先も慎重にこつこつとがんばります。


R04.06.23(木)新しい彫刻刀を追加購入しました。。

「明星観音菩薩第4弾」を彫りすすめるうえで、また新たに彫刻刀を追加で購入しました。

左から繰刀ナギナタ6o右、左、丸スクイ18oの3本です。

ナギナタ刀は自分で印刀を研磨しても作れますが、同じ価格ならと別途購入しました。

印刀で彫りづらいところや、ご覧のように足首みたいに角度のある部分を滑らかにするときに便利です。
一旦研磨してから使いましたが「ハイス鋼」のせいか切れ味ががいいと感じます。新たな道具が増えたので細かいところを仕上げていきたいと思います。


R04.06.16(金)「明星観音4弾」スクールで再調整です。

昨日のスクールで「明星観音第4弾」を再調整しました。

やはり一番はお顔でした。傾きは治ったのですが、右半分が左半分に比べて幅があるのでその分を削ぎ落しました。耳のところに少し残っていますが口元を含めて仕上げ彫りで整えます。木取りに関しては正面を柾目にすれば木目がきれいに出たと反省しています。

次は衣紋ですが、ひだが大きく重すぎるのでこちらも削って軽くしました。個人的にはボリューム感があって好きなのですが、仏像にオリジナリティーは禁物なので従います。

足元も甲がまだ高いので修正しました。左足を先に直しので比べてみてください。
台座付きですので足元を彫るには「すくい」や「小道具」と呼ばれる特殊な彫刻刀が必要なので近々購入したいと思います。当初外した台座の残り部分を戻して足元を仕上げるのはそれらの道具が届いてからにします。やればやるほどに必要な道具が増えるのは何でも同じですね。


R04.06.03(金)「明星観音4弾」最終調整です。

昨日はスクールでかなり大胆に修正しました。

中央から垂れた帯状の位置に注目してください。跡が残らないまでに掘り下げてから、新たに中央から帯状のものを彫り出しました。合わせて腹部中央の位置もずらして腰のひねりが大きくなりました。これから更に彫りすすめます。

この角度から見るとどのくらい掘り下げたかがよくわかります。右手親指もズバっと切り落としました。

お顔の修正も足りませんでした。まだまだ右のほうを削らないといけません。首も顎の上まで彫りすぎたようですが、うまく修正できるようお顔全体と合わせて彫り直します。
お顔の右側にあざのように木目が出ていますが、修正によって消えることを望みます。


R04.05.26(木)「明星観音4弾」お顔を彫り直しました。

先日のスクールで「明星観音第4弾」お顔について指摘を受けたので直しました。

左目じりの彫りが深すぎて右目とのバランスを欠いていました。左目に合わせて右目を深く彫り込んでから左目がしらを彫り、両目の深さを合わせました。

鼻やほほも合わせて彫り直し、眉も先細りになるように修正しました。結果、いつものお顔に近づきました。

両手を荒く彫り出しました。

指まで彫ったのでもう修正はできません。
お顔と両手のバランスを見てみます。まだ少し右手が大きい気もしますが、まだまだこれからです。
次は足にかかりたいと思います。



R04.05.19(木)「明星観音4弾」お顔と衣紋を彫りました。

「明星観音第4弾」全体バランスをとりながら、お顔と衣紋を彫りました。

お顔は目と耳を入れる直前で一旦休止して見直します。小鼻にまだ違和感がありますね。

首、肩、腕まわりです。両腕をだいぶ削り落としましたが、右胸と肩とが合っていませんね。

天衣と足回りの衣紋です。手の大きさは顔とバランスをとっていますがまだ少し大きめでしょうか

背面全体です。右肩から背中に垂れている天衣がまだ彫れていませんでした。
お顔と手、足がこれからです。最後に髪や宝冠を彫った後、最初に外した台座を戻して仕上げます。6月中には本像を終わらせ7月までに台座を含めて完成させたいと思います。並行して購入済みの「楠材」に適した次のテーマも検討したいと考えています。


R04.05.11(水)スクールで「明星観音4弾」調整中です。

ふくろうも終わり「明星観音第4弾」を始めましたが、まだまだ全体の調整をしています。

衣紋や髪を彫ると身体の流れに違和感が出て、つい彫り直してしまいます。

髪を彫り込んだら背中が引っ込みました。その分、天衣と背面を掘り下げました。

右天衣、腕のの後ろをきれいに処理しました。先日購入した「曲がり」の平刀が功を奏しました。
お顔を彫り始めましたが、しばらくブランクがあったので間違えました。目の掘り込みをテキストどおりにすすめましたが、目全体を彫ってから上まぶたと下まぶたを彫り込む手法が私のオリジナル手法です。幸いに顔が前に出すぎていたので、目を彫り直してちょうどいい具合に顔が引きました。
衣紋はまだまだこれからですが、お顔を決めるとモチベーションも上がるのでそれからですね。今度のスクールまでにはお顔を頑張りたいと思います。



R04.04.09(木)スクールで「明星観音4弾」久々でした。

先日のスクールで久々に「明星観音4弾」の続きを彫りました。

じわじわと手と足を彫りすすめています。まだまだ大きいですが慎重にすすめます。

足元の衣紋や空きの部分もすすめています。足の位置はもう少し奥のほうだと思いますが。。

スクールの2時間は背面の衣紋にあてました。
下図を忘れたため写真をみて手書きしましたが、少し下がってしまいました。衣紋をすすめながら全体をまとめていきますが、その前にお顔を決めたほうがいいでしょうか。


R04.02.27(日)「明星観音4弾」荒彫りすすんでいます。

「明星観音4弾」の荒彫りがすすんでいますが、脇の透かしと台座まわりをアップします。

全体的にはこんな見た目です。右ひざの位置がやはり中央寄りですがやむを得ませんね。

上体を彫り込んで脇が空きました。腰についても同様に、天衣との間に空間ができました。

袖衣を彫り下げて、今回は台座とシームレスにつなげることを考えています。
上体の脇が空きすぎたようで、今回もスリムな観音様になりそうですね。慎重にすすめていきます。


R04.02.19(土)久々に新しい道具を購入しました。

1年ぶりに新しい道具の追加調達をしました。

小道具「曲がり平刀」の2本です。柄の材質にもこだわりがあるようでした。

6oと3oの刃のアップです。

ひっくり返すと首の曲がりがよくわかりますね。
先日のスクールで、透かし彫りが多くなれば必要な彫刻刀として「小道具・曲がり平刀」を教わりました。紹介されたのは東京都内の老舗店でしたがネット通販の前に市内刃物店から購入できました。
先生から聞いていたとおり刃の販売と柄付けは別途有料とのことでしたが、柄付きの在庫が3mmと6mmの2本あったので即購入しました。ほかにも丸刀ほか多数あるとのことでしたので、後日再訪問していろいろ見てみたいと思います。思いがけず専門店が近くに見つかり今後に期待します。。感謝!


R04.02.18(金)「明星観音4弾」スクールで修正しました。

昨日はスクールで前回問題のあったところを修正しました。

一番の修正点は右脚です。天衣の上を掘りすぎて下の膝から足にかけて継ながらなくなったのを修正しました。腰の部分を後ろから脚部のほうまで大きく削って、全体のつながりを戻しました。外側を決めてから天衣と裾衣を彫り込んだので少しスリムになってきました。

天衣の裾もボリュームを削ぐように修正です。衣紋を彫りこむ前に幅や厚みを整えておきます。足の向きや太さはここからでは修正不能との判断でした。何とか自然に見えるように微調整していきます。
これらの調整が済んだら、集中してお顔を彫りたいと思います。


R04.02.09(水)「明星観音4弾」まだまだ荒彫り中です。

「明星観音4弾」まだまだ荒彫中ですが、この辺でまたアップします。

左腕にかかる天衣がおかしくなったため修正し始めていますが、なかなか思うようにいきません。

頭部の大きさと位置に気を付けながら彫りすすめています。今度こそ気に入ったお顔に仕上げたいと思います。

今のところ棒立ちに見えます。右足がもっと外を向かないといけませんでした。膝を押し出した方向を向いていないとおかしいですよね。これは修復不能ですが、少しでも違和感を少なくするよう修正に努めます。仏像彫刻は修正の連続だ。。とはスクールの先生の言葉です。


R04.02.01(火)「明星観音4弾」荒彫りを進めています。

「明星観音4弾」荒彫りをすすめていますが、この辺りで一度アップしておきます。

全体バランスを見ながら頭部を彫り出しました。前回の反省を込めて首の位置と顔の傾きに注意しながらここまでです。

左腕から左手にかけて慎重に彫り出しています。袖から見える腕の具合や、宝玉を持つ手の上向き加減がかなり難関です。

割った台座の断面を保護するために緩衝材の「プチプチ」を貼ってあります。
足元が彫れないので台座を一時的に割りましたが、早く衣の裾と足まで彫り終えて台座を戻したいと思います。全体を彫っていく手順からすれば邪道ですが、台座を付けてから衣といっしょに彫る作業もあるのでタイミングをよくよく考えて接着することとします。

R04.01.29(土)「明星観音4弾」荒彫りの途中です。

「明星観音菩薩4弾」荒彫りを始めて今は初期段階です。

全体のバランスを見ながらのつもりが、どうしても部分にこだわってしまいます。以前スクール先生の提案で途中で停止した荒彫り状態と並べて比較します。

最初に彫り始めるのは肩まわりから胸、腹部、と徐々に下に向かいます。

前面の肩から背中、腰にかけて彫りながらやはり下方へとすすめていきました。
今回は台座から天衣まで一木から彫り出そうとしましたが、今の技量と道具では無理と断念しました。
台座とつながる部分だけ残して、前の足元で台座を裏から割って落としました。割ったのは再度着けるときにぴったり着くようにとの考えからですが、大丈夫でしょうか?不安です。先ずはこのサンプル状態まで近づけます。


R04.01.26(水)桧に加えて楠用材も準備しました。

サポーターのIYさんから誘われて「楠(クスノキ)材」を共同購入しました。
前回のヒノキ材と同様に縦半分にカットしてもらい、2本のうち1本はIYさんへ差し上げました。
ヒノキ材(370x150x130)とクスノキ材(290X145X130)を並べてみましたが、サイズの小さいクスノキ材のほうがずっしり重いです。ヒノキよりも固く密度が高いからだと思います。価格はヒノキより安く木目も面白いので、彫り具合がよければこれからも使いたいですね。


R04.01.21(金)「明星観音菩薩4弾」荒彫りを始めました。

昨日はスクールで荒彫りを始めました。
先生から教わったのは、外側から彫りすすめることでした。
以上4点からの写真ですが、一番外側にある腕や天衣の位置を決めて四隅から攻めていく感じです。
電動ノミが有効だとも言われましたが、無いので打ちノミを木槌でたたいて輪郭に沿って突いていきました。一方向突き終わったら反対側からまた突いて掘り起こします。この繰り返しと手で補正するように彫りすすめてカタチにしていきました。ここから次第に丸めていくことになります。慎重に・・慎重に。。


R04.01.17(月)「明星観音菩薩4弾」木取終了です。

「明星観音菩薩4弾」のこぎり引きで木取りをしてますがこの辺で終了です。
台座を付けて切り出していますが、高さ37pだとさすがに大きい感じがします。ぎりぎりのところまでのこぎり引きしましたが、宝玉を持った左手分を残しています。台座の後ろ部分は付け足しになりますが、ここだけは大目に見てください。背面まで切り出したのは余計だったかも知れませんが、これからの荒彫りでフォローしていきたいと思います。


R04.01.14(金)「明星観音菩薩4弾」木取りを始めました。

「明星観音菩薩4弾」に下書きをしてから、木取りを始めました。
台座の足りない分を上の区画から切り出し、下に補足で付けました。円状の台座に仕上げる予定です。
左手部分を残して前面を削る分だけのこぎり引きを入れました。のみで削り落として整えるとだいたいこんな感じになりました。ここからあらためて下絵を描きつけて荒彫り開始ですが、とにかく慎重にすすめることにします。

R04.01.10(月)「明星観音菩薩4弾」始めました。

新たに購入した檜用材で「明星観音菩薩」4弾目の制作に着手しました。
今回は大きめの用材をフル活用して、台座から左手と宝玉まですべて一木で彫りたいと思います。これまでにない問題が発生し難航することは承知の上で臨みます。同じサイズの用材があるのが何故か不吉な予兆の気もしますが、一発で決められるよう全身全霊でがんばります!


R04.01.06(木)明星観音像に柿渋を塗りました。

今日は初スクールでした。柿渋を塗った明星観音像で完成を認められました。
彫りの印影がでるところを2度・3度塗りして、くっきり見えるようにに塗りました。これが正しい塗り方なのかはわかりませんが、見栄えは石彫のような雰囲気になりましたね。
仏像用の塗料には、ほかに漆(色漆)がありますが、下塗りに使う「生漆」だけでもいいと教わりました。チューブ入りだと劣化も少なく長持ちするそうです。100g入りで3000円程度ですが、さっそく購入して上塗りしたいと思います。


R04.01.03(月)柿渋の試し塗りをしました。

「明星観音菩薩3弾」の仕上げ塗りのため「柿渋」をDIY店で買い求めました。(以前に使った「渋柿」が劣化で固まってしまったため)
「上柿渋」100mlの小さいサイズがありました。量が多くても劣化してしまうので助かりました。
水で2倍に薄めて用意しましたが、前に「大黒点」に塗ったものとは品質が違うようで原液でも薄めの色合いでした。お顔を少し彫り直したのですが、どうやら色むらになりそうですね。
明日は本番として「明星観音菩薩3弾」に塗りたいと思います。
スクールは既存のヒノキ材で明星観音の胸像を彫りますが、新たに購入した檜用材は「明星観音菩薩」最終版としてじっくり取り掛かる予定です。。本年もよろしくお願いいたします。


R03.12.29(水)新たに檜用材を購入しました。

新年に向けて新たに檜材をネットで購入しました。
サイズは370x300x115でしたが、交渉してx300をx150cm幅の2本にカットしてもらいました。フシなし、反りなし、割れなしの良材です。
様々な用途の木材を扱っているサイトで、彫刻用材として檜(ヒノキ)をはじめ楠(クスノキ)、榧(カヤ)、桂(カツラ)等が細かくサイズごとに掲載されています。ほとんどの在庫数が1本だけなので、1材を各サイズにカットした1点ものだとわかります。
ワンカットまでならサービスとの事でしたので、次は楠(クスノキ)あたりを検討したいと思います。送料1000円は痛いのですが、いいサイトが見つかりました。。感謝!


R03.12.10(金)「明星観音菩薩第3弾」完成といたします。

3月から開始した「明星観音菩薩第3段」ですが、完成といたします。
以上で8面ですが、今回は偶然にも台座の木目が面白く仕上がりました。途中のすずめや鹿を含めて今年は明星観音菩薩像に終始しました。スクールではこの次も明星観音菩薩が課題となりますが、胸像だけとしてテーマの「お顔」に再度挑みます。


R03.12.05(日)「明星観音菩薩第3弾」完成間近かです。

「明星観音菩薩安静に第3弾」もそろそろ終わりに近づいてきました。

前回から仕上げ彫りと微調整を繰り返してきましたが、今回は頭部を掘り終えました。
耳と髪と宝冠の残りをほって頭部も彫り終えました。彫刻刀のせいにはできませんが、細い丸刀がうまく砥げずに頭頂部の髪が荒削りになってしまいました。調整できれば方法を考えたいと思いますが、あとは宝冠の細部をもう少し整えて、最後に宝玉を持たせて完成です。


R03.11.28(日)「明星観音菩薩第3弾」仕上げ彫りです。

パソコンの更新やらで久しぶりにアップしました。

全体像からはどこをどう調整したかはわかりにくいと思いますが、ご覧ください。
今回は時間をかけて仕上げ前の修正を行いました。仕上げ彫りをしていてもなお、まだまだ修正箇所が見えて彫り直しをしています。間違いに気が付いただけ成長しているのだとは思いますが、いつまでたっても完成のメドがたたない状況ですね。。頑張ります。

R03.11.07(日)「明星観音菩薩第3弾」修正が続きます。

仕上げを前に見直すといろいろ不都合なところが見えてきました。

先週のスクールで指摘のあった天衣の左衣ですが、不自然なたわみをカットしました。

両手も全体と比べてまだ大きめに見えたので少し小さくしました。

足の精度を上げたほか、衣の後ろ裾の丈を短くしました。
全体像としてはこのぐらいかと。。ここからは迷わずに仕上げに掛かりたいと思います。が、まだ何があるか分からないので今回はじっくり進めることとします。これまでとはだいぶ時間感覚が違ってきましたね。。あせらずあせらずです。


R03.10.22(金)「明星観音菩薩第3弾」左腕の修正です。 

昨日のスクールでは左腕の調整がメイン作業となりました。
@少し太かった左腕のぜい肉をそぎ落として右腕とのバランスをとります。A腕の太さ、肩からひじまでとそれから手先までの長さを整えました。B背面から見ても両腕の形状が同じバランスになりました。
@左手を差し込み接着しました。はみ出した木粉は乾いた後で削って滑らかにします。Aに左手をつなげる作業ですが、木粉(のこぎり引きで出来た粉)をボンドで練ったものを用意します。B左手の受け側に練った木粉を塗って、左手にはボンドを付けて接着準備をします。
以上で左腕と左腕の接合について終了しました。左腕に続いては右腕の整理から各部位の仕上げ彫りを行います。彫刻刀を磨いてから、汚れをそぎ落としながら木肌のツヤが出るように彫りたいと思います。次回スクールまでには終了目標です。


R03.10.17(日)「明星観音菩薩第3弾」左手と台座の終了です。 

「明星観音菩薩第3弾」続けていた台座と左手ですが、意外に早く終了です。
@台座は紙やすりをかけて仕上げました。仏像は紙やすり厳禁ですが台座は構わないと聞きました。A左手は仕上げてから接合のための継手を付けます。本像側にはそのための穴を空けて準備します。B手がちゃんとした方向に向くように調整しながら取り付けます。この手順を今回も間違えたような気がします。手を仕上げてから取り付けましたが、腕の取り付けをしながら手の向きを調整するほうがきれいに接合できると思います。


R03.10.16(土)「明星観音菩薩第3弾」左手と台座の現状について。 

「明星観音菩薩第3弾」左手を彫りながら台座も同時に彫っています。
@台座は丸く形取りしてから、本像が乗る部分を残して上部をわん型に削りました。A右手と比べながら彫りすすめていきます。台座も左手も何とか木目が合っていますね。B本像の左手取り付け部分も、別彫りしている手を合わせながら調整しています。何度やってもなかなかうまくいきませんが、頑張ります!


R03.10.14(木)「明星観音菩薩第3弾」左手を始めました。 

「明星観音菩薩第3弾」台座の準備ができたので左手に着手しました。
@切り出した端材の中から木目の近いものを選びました。のこぎりで大きくカタチ取りして下絵から手を写して下書きします。A手のひら部分を中心に大まかに彫り出していきます。B袖から出る部分を切り出して台座材に立てかけたところです。台座の木目もなかなかいいですね。
左手はこれから本像と合わせながら彫りすすめていきます。うまく繋がることを祈りながら。。最後の頑張りです。


R03.10.12(火)「明星観音菩薩第3弾」先に台座の準備です。 

本像を彫るのに少々疲れてきたので気分転換を兼ねて先に台座の準備にかかります。
@「鹿」で残った材がちょうどいい具合でしたので、この材を使って準備します。A2等分にした後、接着面をカンナで削って整えます。B年輪が丸くなるように接着し、一木造りで彫ったように木目をそろえました。C台座の用材を準備して、次は本像に合わせて円く切り出します。天衣の袖が上手くつながるように頑張ります!いずれ本像が完成したところでの接合となります。


R03.10.10(日)「明星観音菩薩第3弾」衣紋を修正しました。 

先日のスクールで、天衣の袖が違っていたので修正しました。
今になって気がついたのですが、右側袖の形状が違っていました。同時に厚みも削り落としました。
左側袖も厚みがあったので調整して薄くしました。
やはりスクールで先生に見てもらうのは大事ですね。自分きりの視点では仏像のあるべき姿が見えていない、また自分の好みであえて見ないようにしているときがありますから。。。反省!


R03.10.06(水)「明星観音菩薩第3弾」宝冠を彫りました。 

「明星観音菩薩第3弾」の衣紋、おみ足に続いて頭部を宝冠から彫りました。
一部荒削り状態が見られますが、各部位の輪郭を彫ったところです。髪と宝冠のバランスはまずまず良いと思います。もう少し細部を彫りすすめてから、次はいよいよ左手の別彫りに取りかかります。最終的に仕上げ彫りをしてから髪、目を入れて完成です。台座はよく考えて衣が埋め込まれたように接続したいですね。


R03.10.02(土)「明星観音菩薩第3弾」おみ足を彫りました。 

昨日の続きで「明星観音菩薩第3弾」おみ足を彫りました。

トースカンであらかじめ足の厚さ分に線を引き、ミニのこで切り落としました。
よく見るとまだ厚みがありますが、少し上から見下ろすとちょうどいい具合なのでこのままとします。
足の厚さをカットした分だけ天衣の袖がはみ出ましたが想定内です。本像は台座から含めて一木造りなので、そう見えるように工夫して台座を作成します。


R03.10.01(金)「明星観音菩薩第3弾」衣紋を彫りました。 

お顔を直してからモチベーションがあがり、衣紋を彫り込みました。

先ずは正面から。天衣の裾はもう少し薄くしたほうがいいと指摘されそうですが、個人的にはボリューム感があって好みです。

背面からです。まだ少し荒いところが見えますが、あとは仕上げ彫りで整えます。

恐々と右手を彫りすすめていますが、手の表情を出すのは本当に難しいですね。
次は足を彫ってから左手に取り掛かります。髪と宝冠は最後になると思いますが、今月中には仕上げたいと思います。


R03.09.24(金)「明星観音菩薩第3弾」お顔を直しました。 

「鹿」も終わり、気持ちを新たに「明星観音菩薩第3弾」のお顔を直しました。

先ずは正面から。下向き加減が強いのでいつも通りのお顔立ちですが、口元がいつもより違います。

この角度からだといつも通りに見えますが、下唇の彫り方を変えてあります。

切れない彫刻刀で無理に鼻元を彫ったので荒が目立ちます。ついそのまま彫り続けた結果です。

このアングルもなかなか面白いですね。お顔の面がよく分かります。
お顔に納得がいかないとなかなか彫刻刀がすすみません。今回も結局いつものお顔になってしまいましたが、よく見ると前回よりは進化してる気がします。目を入れるのは最後にしてこれからは衣紋の仕上げ彫りに専念します。


R03.08.20(金)「明星観音菩薩第3弾」久々のスクールでした。 

久々のスクールで「明星観音菩薩第3弾」を続けました。
粗々に衣紋を彫りました。これから衣紋の深みを彫りながら衣を薄くしていきます。お顔はこの位置でいいそうです。首を細くしたのでその分顔が前に出て見えるとの事でした。
額が丸いので優しく見えても威厳が損なわれるとの事で、額の直線部を伸ばしました。次回までに全体の衣紋とお顔を仕上げたいと思います。左手と足はその後ですね。


R03.07.15(木)「明星観音菩薩第3弾」背面をすすめています。 

「明星観音菩薩第3弾」背面からすすめていますが、今日のスクールでは首の位置について指摘を受けました。

腰回りから背中、肩と彫りすすめています。首と髪を彫り出したところです。
指摘を受けたのは首が前に出すぎている点です。木取りの時点からうつむき加減が強かったと思います。今から顔を引くと相対的に耳の位置が前に出てしまうので修正は難しそうですが、チャレンジしてみます。


R03.07.04(日)「明星観音菩薩第3弾」腕の調整をしました。 

しばらく休んでましたが1ケ月ぶりにスクールに行き、腕と腰の調整をしました。

まだまだ太目の腕でしたが、思い切り削り落としました。最初に目安をつけた太さまで一気に直線的に彫ってしまいます。それに合わせて丸くしながら彫り整えました。
腰もまだ張りがあるので、左右のバランスを見ながら彫り落としていきます。天衣を釣り下げる器具を彫り出すようにしましたが途中で止めました。左側天衣の彫り出しが腰から離れすぎたため、バランスが悪いと判断しました。別彫りして取り付けることにして、次は衣紋を彫りたいと思います。


R03.05.30(日)「明星観音菩薩第3弾」全体フォルムはこの辺で。 

「明星観音菩薩第3弾」荒彫りをすすめてますが、全体フォルムはこの辺で終了とします。
スクールで指摘を受けて、「足元の衣」を思い切り後ろに引き、「腕」を細くして手とのバランスを合わせました。「左もも」を彫り下げて「右ひざ」を強調するのと、天衣を更に更に薄くしました。
これからは衣紋を彫りながら、全体バランスを整えていきたいと思います。お顔をもう少し引きたいのですが、後頭部の髪を彫り出すとその分頭が前に出るのでそれを先にします。


R03.05.18(火)「明星観音菩薩第3弾」コツコツ荒彫り中です。 

「明星観音菩薩第3弾」の荒彫りをすすめていますが、今日現在の状況です。

全体フォルムを眺めながら気になるところを微調整しています。衣のボリュームとその下がり具合を考え直しました。
大きなところから衣紋を彫り入れましたが、ボリュームを考えればこれからも薄くしていく必要があります。
これからのテーマは頭部(顔)をもっと引いてその頷き加減を直したいですね。次に手により表情をつけたいと思います、最後は脚ですが、全体重を安定して支えられるところに位置取りします。髪や装飾品等はおまけのような気がします。


R03.05.09(土)「明星観音菩薩第3弾」全体を彫り出してます。 

「明星観音菩薩第3弾」コツコツと荒彫りを続けていますが、腰から足元にかけて彫り出しました。
腰部から足元にかけて本会と袖衣を彫り分けました。また貫通することにこだわってしまいました。
側面からは袖衣が見どころですが、自然な垂れ下がりを意識して彫りすすめています。
背面はあまり意識いていませんが、気を付けたのは右腕のアングルです。もう少し開けば理想的でした。
この角度から見るとまだ少し首が長いのと、顔が前に出ているのが気になります。もう少し顔を引いて首も詰められれば理想に近づきますが、そろそろ彫り込むのも怖くなってきました。


R03.04.30(金)「明星観音菩薩第3弾」スケッチを用意しました。 

明星観音菩薩の現状を眺めていたらスケッチしてモデル写真と比較しようと思います。

現状写真を線画に変更するアプリを使って、升目を引いてプリントしました。
最初に用意したモデル写真と比較してみると不都合なところがよくわかります。不都合なところを書き入れて修正彫りをしていきます。現状写真に直接升目を入れることも考えましたが、イラスト化してほうが分かりやすい気がしたのでこの方法をとりました。まずはいろいろやってみていい方法が見つかればと思います。


R03.04.29(木)「明星観音菩薩第3弾」お顔を少し引きました。 

遠目で見ると今はやはりお顔が前に出ているのと右肩がまだ張っている気がします。

顎を引いて全体角度も少し直しました。その分耳が前に出て目立ちますので調整します。
右肩も少し落としました。これで肩から腕への角度がより開きました。
気になったところが改善され、また気持ちが少し上向きました。これからは全体フォルムを絞りこんでいきたいと思います。


R03.04.23(金)「明星観音菩薩第3弾」荒彫りこの辺でアップです。 

先日の桜見物から1週間ほどたった今の状態です。

これまでになく右腕の状況は良好ですが、顔を彫り始めたらやはり彫りすぎてしまいました。

背面から見るとやはり右腕が今ひとつですね。じから手にかけて外側に開きぎみになれば良です。
側面から見てもやはり腕の長さや曲がり具合が今一つです。何度彫っても思いどおりにはいきませんね。
致命的なミスはまだないと思いますが、怪しいのは左腕の流れです。左手を別彫りした際スムーズに繋がるでしょうか?今から心配です。これから全体バランスを見ながら衣紋と脚部をを大まかに彫りすすめたいと思います


R03.04.15(木)「明星観音菩薩第3弾」桧材で追彫りしています。 

新たに桧用材で再出発した「明星観音菩薩第3弾」ですが、前回の荒彫り状態まで追跡しています。

荒彫りの途中で停止した朴の木材と並べてみました。ひと回り小さくなりましたがほぼ前の停止した状態になりました。
朴の木と違って木の目に逆らうと目に沿って割けてしまうので注意が必要です。早めに気がついたら反対方向から彫り直しています。
桧材は香りがいいので、彫っている間にアロマテラピーで癒されます。色も彫ったばかりは白くてきれいですね。白衣観音も桧材でもう一度彫り直したくなりました。


R03.04.07(水)「明星観音菩薩第3弾」再出発です。 

一時停止した「明星観音菩薩第3弾」ですが、新たな桧用材で再出発します。
停止した「第3弾」と同じサイズで切り出した桧用材でしたが、都合によりひと回り小さいサイズに縮小しました。今回は下絵のほかに透明セルロイド板も作成しました。彫りすすめる家庭でも重ねて見られる利点があります。当面は全モデルと同じ段階まで荒彫りをすすめることに専念します。新しいヒノキ用材がきれいに仕上がることを祈りながら。。


R03.04.02(金)「明星観音菩薩第3弾」一時停止します。 

昨日のスクールで荒彫りの現段階で多くの指摘があり、このままサンプルにして新たな用材で彫り直すことにしました。
指摘の一番は左袖口を彫りすぎていることでした。この段階でここまで彫ると腰の位置調整ができなくなり致命的との指摘でした。できる範囲で彫り直していただき、ぎりぎり腰の線が出せました。
次はやはり右腕とそれにかかる天衣ですが、それ以前に内側の身体の見極めが外側の衣に現れることを理解することが大事との指摘です。各位置に修正を書き入れたこの時点でサンプルとすることにしました。
節跡が4つもあるのでこのまますすめてもその時間がももったいないということも彫り直しの理由です。やはり用材に不備があると仏像としては価値が下がるようですね。



R03.03.30(水)「明星観音菩薩第3弾」荒彫り進行中です。 

「明星観音菩薩第3弾」荒彫りをすすめてますが大まかな全体フォルムです。

右腕とそれにかかる天衣に気をつけています。

顔のうつむき角度と、顔の大きさにも気を付けます。

左腕の角度にも気を配ってなるべく左手が上を向けるようにしました。

右腕脇を彫りすぎないように、貫通させることを意識せずにほりすすめています。
あさってのスクールまでにもう少しすすめたいと思います。


R03.03.26(金)「明星観音菩薩第3弾」荒彫りをすすめてます。 

残った用材から何とか切り出したサイズで始めた「明星観音菩薩」第3弾ですが、荒彫りをすすめるとさすがにフシが目立ちます。

大まかにのこぎり引きでカットしてから荒彫りを始めます。

背面に4ヶ所フシが出てますが、致命的な場所ではないのが幸いです。

前面は特に不都合ありません。右ひざを一番高いところにする意識をもって荒彫りをすすめています。
前回までの課題をクリアーするよう、慎重に全体を見ながら彫りすすめたいと思います。


R03.03.19(金)「明星観音菩薩」第3弾の開始です。 

昨日のスクールで「明星観音菩薩」の完成と3回目の作成を教示されました。

朴の木の用材から最後の1本を使うことにしました。裏側に小さいフシが4ヶ所ありますが。。。

前作と同じ尺サイズに鋸引きして、賽の目の線引きした写真から4面に輪郭を写しました。

電動砥ぎ機を備えた新しい作業コーナーで明日からまた「明星観音菩薩」にチャレンジします。
仏像彫刻を始めてこの3月でまる3年になります。練習用材としていただいた「朴の木」もなくなるので、4月からはフシや割れのない用材に着手しようと思っていましたが、3度目の正直でこれまでの課題をクリアーしたいと思います。


R03.03.16(火)「明星観音菩薩」この辺で完成とします。

昨年12月15日から開始した「明星観音菩薩」2作目ですが、3ケ月かけてこの辺で完成とします。

台座は本像に習って作成しました。本像は仏像としては長身で現代風の小顔になっていますね。

「釈迦如来坐像」の2作目で彫った台座ですが、サイズ的にちょうどいいので合わせてみました。
リビングの窓際に置いてみました。シルエットを見ると台座によって全体フォルムが落ち着いた気がしますがどうでしょう?とりあえず2作目としては、これで完成形としたいと思います。


R03.03.14(日)「明星観音菩薩」宝玉まで仕上がりました。

「明星観音菩薩」の仕上げ彫りをしてますが、頭部、左手、足、宝玉が出来ました。

宝冠と髪を彫り終えました。

左手を取り付けたところをアップしました。天衣、衣紋も仕上げをすすめています。

足も彫り終えましたが、台座に少し埋めることを意識してその分厚くしてます。
宝玉を足元に置きました。これを手に持たせて完成といたします。


R03.03.10(水)「明星観音菩薩」仕上げ彫りに入ります。

「明星観音菩薩」に目を入れてから完成に向けて仕上げ彫りを始めています。

首飾りを彫って天衣、衣紋を仕上げ彫りしています。左手も取り付けました。

天衣と衣紋の全面下方部です。足の指も少し彫り出しました。

同じく背面から見たところです。台座はサイズの関係で楕円形になりそうです。
髪と宝冠、足を仕上げて最後に宝玉を左手に持たせて完成です。新しく購入した電動砥ぎ機でよく砥いだ彫刻刀できれいに仕上げたいと思います。何とか3月中には完成できそうです。


R03.03.05(金)「明星観音菩薩」スクールで目を入れました。

昨日のスクールで「目」を彫り入れました。

目のふちを印刀で切り込み、その内側を目が浮き出るように斜めに彫り出します。

「左手」も別彫りしたので足元に置きました。

天衣の止め具を腰に付けたところです。

斜めから見上げたところです。衣紋の荒さが目立ちますが、これから仕上げです。
衣紋や髪、耳、足の細かい部分を彫って仕上げに入ります。今回は用材の厚みから始まって首、髪、右腕、足と課題がたくさん残りました。残った最後の用材で三度目の正直「明星観音」完成を目指したいと思います。


R03.02.24(水)「明星観音菩薩」頭部を彫りすすめています。

前回ブログから随分日が経ちましたが、お顔を何度も彫り直したりしてました。

先日のスクールで目が細いのと顎の彫り出しが足りないとの指摘から修正し、髪も外枠を彫り出しました。

衣紋についても大まかに彫りすすめましたが、これから仕上げ彫りに入ります。
最後まで残るのは首ですが、こればかりは修復不能です。次回作も「明星観音菩薩」にトライするよう先生から指導がありました。次は「仁王像」を検討してましたが、まだまだ先のようです。


R03.02.11(木)「明星観音菩薩」早くも修復作業です。

「明星観音菩薩」の衣紋を彫り始めてると、どうしても気になるところが出てきました。

一番は右腕です。指摘のとおり脇が空きすぎてしまい、補正するため腕の内側に肉付けをしました。
そのうえで腕を肩から内側に削り込みました。

右腕を後から見るとよくわかります。右側の釣り具も別彫りして腰のベルトに付けることにしました。

次は左の衣袖を止める釣り具がベルト状の腰ひもに掛かっているのが、腕の下から出ていたのを矯正しました。
全て一木から彫り出すことにこだわらず、部位部品によっては別彫りして付けることでもいいのではと考えるようにしました。結果見栄えはより精度があがったように感じます。


R03.02.05(土)「明星観音菩薩」スクールで調整しました。

一昨日のスクールで一部「手」と「お顔」を調整しました。

お顔のあごと目の方向がアンバランス(顔がうつむいている割に目が正面を見ている)との指摘。

指の間には水かき状のものを表現するとのことですが。。

天衣を中指でつまんでいることも表現のツボとのことことですがです。

左手にかかる天衣が少し厚ぼったいように見えるので削ります。

左手の腕の太さに合わせて埋め込み部を少し広げました。

天衣、衣紋の向こうに右手の内側が見えますが、もう少し彫り込みが必要ですね。

出すぎた右腰部も削り落としました。
全体フォルムはこれぐらいにして、これから細部を彫りすすめていきたいと思います。左手も腕とのつながりを見ながら同時進行で彫っていきたいと思います。


R03.02.02(火)「明星観音菩薩」お顔を直しました。

「明星観音菩薩」お顔の表情が気になって彫り直しました。

最初に彫った「明星観音菩薩」小サイズ版とまったく同じ表情になりました。

右手もだいぶ小さくなったのですが、誤って手でつまんでいる衣の端を折ってしまいました。
またボンドの登場になりますが、個別に仕上げて最後に宝玉といっしょに取り付けたいと思います。


R03.01.25(月)「明星観音菩薩」お顔を彫り始めました。

荒彫りから全体フォルムを彫り出していましたが、今日からお顔を彫り始めました。

衣紋もだいぶ彫り込んで薄くなっています。

腰に比べて胸部が薄いとの指摘でしたが、お尻を少し薄くしてバランスを合わせました。

腕も細くして、手も小さくしているところですが指は彫らずに様子をみます。
思ったより面長なお顔になりましたが、観音菩薩らしい顔立ちのようですのでここからじっくり頑張ります。


R03.01.08(金)「明星観音菩薩」荒彫り進行中です。

昨日は今年初のスクールで「明星観音菩薩」荒彫りの様子をみてもらいました。

先生からの指摘では右足を前に出すために左足を掘り下げることと、左腕から袖への流れでした。

右腕が内から外への曲がりができないことと、腰のひねりも足りないとのことです。
以上のことを修正するため、大胆に彫りすすめたのが今回の状態です。まだまだこれからですが、全体フォルムをもう少し整えてから衣紋や手、足、頭部を彫り始めたいと思います。NHK講座に通い始めて3月で丸3年になりますので、それまでに完成を目指します。


R02.12.29(水)「明星観音菩薩」全体フォルムを彫り出しました。

年末は何かとあわただしいので、急いで荒彫りをすすめて全体フォルムを整えました。

脚部の裾回りはのこぎりで所々切り込みを入れてノミで彫り込みました。

背面からです。まだ少し腕の太さが違ってますが腕輪を彫り出しながら調整します。
全体バランスはまずまずと思いますが、遠目から眺めて違和感のあるところを修正していきます。年内はこれまでとして新年が明けたら衣紋、頭部、手、足の各部位を彫りすすめたいと思います。


R02.12.27(日)「明星観音菩薩」荒彫りほぼ終了です。

「明星観音菩薩」荒彫りを始めて少し時間がたちましたがほぼ終了しました。
おおまかな全体の流れとバランスをとりながら荒彫りを彫り終えました。前回の段階でスクールの先生からは木取りが失敗なのでやり直したほうがいいとの指摘でしたが、用材がもったいないのでそのまま荒彫りを継続しました。失敗の理由としては横幅に比べて厚みが足りないというものでしたが、その分横幅と高さを短くしたつもりです。


R02.12.17(木)「明星観音菩薩」荒彫りを開始しました。

「明星観音菩薩」1寸サイズで用意しましたが、昨日から荒彫りを始めました。
3面からです。背面のすすみが早いのですが、正面、両側面とよく見ながらバランスをとって彫りすすめたいと思います。


R02.12.15(火)「明星観音菩薩」尺寸で2作目に着手しました。

以前製材所で引いてもらった用材ですが、節が多くて使える部分はごくわずかでした。1本90cmほどあるのですが、ぎりぎり取れたのは1尺ほどでした。
目盛りを引いて下絵を書き入れて、頭部から肩にかけてのこぎりで落としました。背面からです。うつむき加減の頭部ものこぎり引きしてあります。これまでも1つの課題は練習の意味で2点ずつ彫りました。練習はこれを最後にするつもりで明日からノミで荒彫り開始します。


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