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のんびり仏像彫刻を楽しむ BUTSUZO_ART GROUP

仏像彫刻ブログBLOG

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これまでに完成したものをまとめました。完成までのプロセスをご覧ください。


R02.03.10(火)「釈迦如来坐像2」も完成といたします。

大仏座に芯棒を通して固定しました。釈迦如来2点目を乗せて完成といたします。

框座も円型にしてシンプルにまとまりました。反花もスクールでの指導を受け、蓮弁を丸く大きくしてあまり反らずにベタッとした感じにしました。蓮台もあまり深く彫らずにあっさりと仕上げました。

釈迦如来坐像を2点並べてみました。如来様のサイズに合わせると台座が逆なようですが、換えてみるとやはりこの組み合わせがしっくりくるようです。
これにて半年かけた釈迦如来坐像も終了です。次のテーマを検討するのが楽しみです。


R02.03.09(月)「釈迦如来坐像2」大仏座が出来ました。

途中誤って左手人指指を切ってしまったので遅れましたが、本日大仏座を終了しました。

返花・茄子と蓮台をそれぞれ彫りました。

反花・茄子に蓮台を乗せたところです。
框座は別途用意しようと思いますが、芯棒を通して完成の予定です。


R02.03.06(金)「釈迦如来坐像2」大仏座の開始です。

釈迦如来坐像2躯目のための台座「大仏座」を始めました。

作業台に取り付けた「万力」を使って用材からのこぎり引きして台座材を木取りしました。

ノミで荒彫りしてから、表面をカンナで削って整えました。
今日は蓮台を大まかに荒彫りししました。隣は反花材です。今週中には大仏座(蓮台+反花)を完成させたいと思います。



R02.03.05(木)「釈迦如来坐像」の完成といたします。

台座のパーツに芯棒を入れて組み立て、如来様のお顔も少し直して完成といたします。

正面中央から撮りました。台座にも十分精魂込めて彫り上げました。

少し斜めから見ると如来様に表情が出るように思います。
時間がかかりましたが何とかここまで出来ました。もう1体のほうにも台座を用意しますが、こちらは大仏座と言って蓮台と返花だけのシンプルなものにしようと思います。


R02.03.01(日)台座を水平調整して光背を立てました。

前回完成させた台座ですが、各パーツごとに水平調整をして光背を立てました。

各パーツごとにミニ水平器で測って調整しました。蓮台には光背を立てて軽く接着しました。

台座と光背のセットです。框にもう少し飾り彫りをして完成です。
長くかかった台座と光背ですが、釈迦如来像にふさわしいボリュームになったと思います。


R02.02.22(土)台座この辺で完成とします。

昨日のスクールで台座を見てもらいましたが、たくさん指摘をいただきました。
まず蓮台の蓮弁が開きすぎているのと、受け座と茄子が高すぎるとの事でした。蓮弁のカタチにも指摘がありましたがこちらは次回とします。
新たに1枚蓮弁を試作してみましたが、やはりこれぐらいのカーブが必要とわかりました。前面修正は難しいので一番下の段だけ連弁を彫り直し、少し開きを修正しました。
受け座と上茄子を削り直して高さを修正しました。台座は下部が大きくしたほうがバランスがいいとの指摘もありまだまだ未熟ですが今回はこの辺で完成とします。


R02.02.19(水)台座最後のパーツ「框」が出来ました。

蓮台から始まった台座作成ですが、最後のパーツ「框」が出来ました。

一番下で反花から受け座、茄子、蓮台を受ける力持ちの受け台です。縁にかがり彫りを入れました。

裏から見たところです。足は受け座と同じ6角の位置に付けました。

地蔵菩薩立像、聖観音菩薩立像では八角でしたが、今回は丸座にしました。
これでパーツは全て出来たので、仕上げに水平位置調整をして釈迦如来坐像を設置いたします。
明日はスクールなので蓮弁の貼り付け具合を見てもらいます。NGであればバラして貼り直すつもりです。


R02.02.16(日)「受け座」も出来て台座の仕上げに入ります。

蓮台から始めて反花、華盤、受け座、とすすめてきましたが、今日受け座が出来ました。

中にある下茄子には模様細工を入れますが、仕上げ前に彫り入れます。

さらに重ねるとこんな感じになりますが、最後に平行になるよう各パーツを調整します。(ほんとは用材の段階でやる事ですが。)
気になる蓮台ですが、蓮弁(花びら)をバラしてもういちど貼りなおそうと思います。あとは一番下の框でパーツは終了です。


R02.02.12(水)台座「華盤」はこれぐらいにしておきます。

一昨日から始めた「華盤」ですが、細工が細かくて完成までにはまだまだ時間がかかります。

今回はカタチとバランスを整えて、花弁につける飾り彫り等は最後の仕上げとする事にします。

裏側からです。次に彫る「華足付き受け座」の大きさに合わせて底を削って直径を大きくしました。

反花と一緒に並べてみました。反花も中心円を2回り大きく彫り直しました。
華盤と反花の間には華足付きの受け座が入ります。なお、受座と受座の中には下茄子も入ります。
台座最後には蓮台の蓮弁もバラして付け直すことを考えています。台座もやればやるほどにきりがないですね。


R02.02.09(日)蓮台の次はやはり「反花」からですね。

先日「格好の作業場」で切り出した台座用材から「反り花」に取りかかりました。
地蔵菩薩や観音菩薩の台座でおなじみの「反花」ですが、今回は蓮台と反花だけでなくたくさんの台座用材を彫りますのでまだまだこれからです。ちなみに「茄子」と言われる継用材も上茄子と下茄子と2つ使われますので台座はんぱないという状況です。


R02.02.05(水)蓮台最後の蓮弁3段目を貼って完成です。

「釈迦如来坐像」台座のうち「蓮台」を彫り始めて2ケ月、3段目を貼ってやっとカタチが出来ました。
お手本と比べると明らかに1段2段3段と花びらの開き具合が違います。これも開花時期の頃合いかと多めに見てこのまま完成とします。


R02.02.02(日)蓮台の蓮弁2段目を貼りました。

蓮弁(蓮の花びら)の続き18枚ができたので蓮台の2段目を貼り付けました。

斜め上から見るとこんな感じですが、花びらの貼り付け具合で開き方が変わります。

1段目の並びと同じように上から貼り付けましたが、これでいいのかどうか少し開き過ぎのような気がします。
いよいよ最後の3段目になりますが、3段目は大きめの9枚で締めくくります。蓮台完成まであと少しです。


R02.01.26(日)蓮弁18枚ですが試しに貼ってみました。

地道に蓮弁を彫り続けていますが、この辺で蓮台への取り付けを試して彫りの調整をしたいと思います。
9枚ずつ5段蓮台の脇に取り付けます。やっと18枚できたので試験的に2段付けてみました。3段目〜5段目につれて少しずつ大きくなるので正確ではありませんが、イメージとしてはこんな感じです。1枚1枚の不ぞろいが目立ますが、さらに蓮弁づくりに励みます。


R02.01.22(水)蓮弁を貼る前に蓮台上面を彫りました。

昨日蓮弁(花びら)を彫りましたが、テストとして蓮弁を貼る前に蓮台上面を彫りました。
蓮弁を貼ってしまってからでは持ちづらくなるのでその前に蓮台の上面を彫っておきます。
蓮花の花芯をイメージするもので、観音菩薩像の時を参考にして彫りました。坐像を上に置くので見えなくなりますが、それでも手を抜かずに丁寧に彫る事が大事なんでしょうね。


R02.01.21(火)やっと連弁(花びら)5枚出来ました。

先日から蓮台に貼り付ける連弁(花びら)を彫り始めましたが、全部で45枚も彫ってからでは遅いので数名程度で一度貼り付けてみてその湾曲具合とかを確認したいと思います。
蓮台の上に置いてみましたが、彫り具合がどの程度かまだよくわかりません。明日にでも1段目2段目として貼り付けてみて、連弁の反り具合や内側の湾曲度合いをよく見たいと思います。
先日から始めてやっと数枚です。45枚作るのに何日かかるか、スピードアップが課題ですね。


R02.01.19(日)蓮弁の準備をすすめて今日から彫り始めました。

昨日から蓮弁を彫るための準備をすすめて、今日彫り始めました。

台座の図面同様に蓮弁の図面を縮尺印刷して、それに合わせて彫り出しました。蓮台の周りに9枚ずつ5段都合45枚を貼り付けます。

完成したら先端部を切り取って花びらとして蓮台に貼り付けます。今回は最初の1段目の9枚を作成中です。
どういう形が完成形なのかわからないので、何枚かできたら切り取って貼り付けてみたいと思います。


R02.01.17(金)「釈迦如来坐像」台座手始めに蓮台のカタチを彫りました。

台座の図面を見ながら最初に蓮台部分を彫りました。
ホームセンターで丸く切り出した用材を重ねて、先ずは一番上の蓮台のカタチを彫りました。
今回の蓮台は連弁(花びら)を別に彫って、蓮台に貼り付ける手法で頑張ります。


R02.01.12(日)「釈迦如来坐像」台座の図面作成からです。

唐草光背ができたので次は台座に取り掛かります。用材は市内のホームセンターで大きくカットしてもらったので、台座の図面を起こしてサイズを確認したらのこぎり引きをします。
市販のテキストから参考になる図面をスキャンして縮尺調整をします。
実物と合わせながら縮小倍率を調整してバランスのいいサイズを決めます。
サイズが決まったら部材単位に寸法を書き込み、これを見ながら用材から切り出します。
今日明日で各部材を大まかに切り出し、またホームセンターに行って部材ごとに丸くカットしたいと思います。


R02.01.11(土)「釈迦如来坐像」唐草光背の出来上がりとしました。

唐草光背ですが、欠けたり折れたり修復を重ねながら何とか彫り終えました。
結果はお手本とかけ離れた未熟品ですが、最初に免じて努力賞でしょうか。
不慣れもあっていやはや時間がかかりました。次の機会にはスクール先輩からいただいた資料の「雲形光背」にしたいと思います。


R02.01.09(木)「釈迦如来坐像」台座の用材を準備します。

唐草光背は粗々には彫り終えました。仕上げ彫りをするのと並行して、台座のための用材を準備したいと思います。
以前原木から切り出して乾燥させていた材料2本です。大きいほうで高さ35cm(幅15x15cm)、小さいほうは高さ25cm(幅13x17cm)です。
これからどうカットするのがベストか検討します。取りたいのは1.釈迦如来坐像の台座(蓮台、敷茄子、反花、框、小脚)、2.聖観音立像、3.聖観音立像の台座です。


R02.01.05(日)彫り初めは「釈迦如来坐像」光背の修復です。

明けましておめでとうございます。長いお休みも今日までという事で、光背の続きを始めました。

光背の左側の根元が欠けていたので、修復作業から始めました。端材を同じような曲面に彫って取り付けました。

裏側から見たところですが、取り付けたところの上には、彫りすぎて薄くなった面の補強のため裏から張り付けてあります。
今回は補修だけとして、明日以降また唐草透かしを彫り込みます。


R01.12.30(月)光背透かし彫り半分で今年も終わりです。

光背透かし彫りはだいぶ手こずっています。自分なりの手順で進めたので少々無理があったようですが、何とか半分できたところでアップしました。
ミニドリルで要所に穴をあけた後は、その穴からデザインナイフ等で広げながら唐草模様を彫り出しました。残りの左半分を彫りすすめたら花模様を更に彫り込んで完成です。


R01.12.14(土)光背透かし彫りの道具を購入しました。

スクールで情報収集した「透かし彫りのための道具」を調べてネットで購入しました。小さなドリルで要所にあなを開け、そこから糸のこで透かし部分を切り取るとの情報でしたが、これまでは代用としてキリで穴をあけ、細い丸刀で彫り出していました。
左下に見えるのは替えのドリルで0.8mm〜3.0mmまでそろっています。丸刀は従来の2mm幅に1mmのものを追加で購入しました。これで透かし彫りの効率アップをはかりたいと思います。
とっても使いやすく、あっという間に要所に穴をあけることができました。つぎは唐草の紋様をなぞり書きして彫りすすめたいと思います。12.16(月)


R01.12.11(水)「釈迦如来坐像」螺髪を彫り終えめました。

こつこつと続けた「釈迦如来坐像」の螺髪を彫り終えました。

前回切り分けた山のひとつひとつ四隅を突いて螺髪を彫り出していきます。仏頭の時より頭部が小さいので、デザインナイフを使いました。
これで頭部、手足、衣紋の全てを彫り終えました。
あとは細かいところを見直して仕上げ彫りをしたいと思います。


R01.12.09(月)「釈迦如来坐像」螺髪を彫り始めました。

「釈迦如来坐像」衣紋を彫り終えたので、最後に螺髪を彫り始めました。

まず最初に生え際に沿って周りを彫り出し、あとは頂上から後頭部にかけて同じように彫ります。

つぎに、彫り出した溝を切り分けて螺髪の準備をします。今日はここまでです。
明日から1個1個の螺髪を彫り出していきます。


R01.12.07(土)「釈迦如来坐像」光背は手順が違うようですね。

昨日のスクールで「釈迦如来坐像」についてご指導をいただきました。まず、光背については「全然違う」ので次回との事でした。続いて本像の衣紋について仕上げ彫りのご指導を受けました。
テキストにある「衣紋をピンとたてる」とはどういう事か?質問への答えが衣紋のひだとひだとの境界を鋭角に彫り繋げるという事でした。袈裟と袖衣、前だれもこの手法で彫りすすめました。後ろ側も同様の仕上げ彫りを行いました。
それにしても光背はまだまだ先のようですね。


R01.12.04(水)「釈迦如来坐像」光背の透かし彫り開始です。

いよいよ今日から光背の透かし彫りを始めました。唐草紋様の書入れは試行錯誤の末、直に手書きしました。後ろにある型紙を押し当てて縁取りをしたり、カーボン紙をはさんで上からなぞったりしましたが、結局サンプルを見ながら直接書き込みました。
下側からひとつの紋様をあらためて書き入れては彫り、またひとつ書き入れては彫り。。と慎重に彫りすすめます。全部彫り終えるにはあと3日程度はかかりそうです。そのあと仕上げ彫りをしますので相当手間がかかりますね。


R01.12.02(月)「釈迦如来坐像」舟形光背で失敗しました。

「釈迦如来坐像」舟形光背を彫りすすめていますが、昨日光背の内側を彫っている最中に事故がありました。光輪の境目が薄くなっているのに気づかず縁を突いたときに、抜けて支えている指を刺してしまいました。失敗です。
犠牲となった指は公開しませんが、光背の光輪途中をご紹介します。湾曲の深さは2cmほどありますので努力の跡は残っていますが中心が少しずれてますね。いよいよ光背の唐草紋様の透かし彫りですが、一度スクール先生の意見を北からにします。


R01.11.28(木)「釈迦如来坐像」舟形光背をすすめています。

先日から「釈迦如来坐像」の光背を彫り始めましたが、今日も続きを彫りすすめました。

前回から表面、裏面両面から厚さが均等になるように彫りすすめてます。そろそろ紋様を彫り分けるために内側の円部分を書き入れました。

内側の円部分を残すようにして面を彫りすすめました。
このあとも表側、裏側からさらに彫りながら厚さを調整していきます。一定の厚さになったら唐草紋様を書き入れて透かし彫りをします。このままぶっつけ本番でいきそうな気がします。


R01.11.26(火)「釈迦如来坐像」唐草の舟形光背を始めました。

先日の用材から舟形光背の彫り出しを始めました。厚さがあったので結構な力仕事になりました。

1.角をのこぎりで切り落とすことから始めました。

2.次に光背のサンプル写真からカーボン紙を当てて半身型紙を切り出しました。

3.型紙を当てて切出した用材の後ろ側から舟形の背面を丸く彫り出します。

4.その次には内側をくり抜くように彫りすすめていきます。

5.まだまだ厚くて唐草模様の透かし彫りにはほど遠い状態です。
これから慎重に彫っていきます。全体に均等な厚さになったら、唐草模様をサンプルから書き写して透かし彫りに入ります。薄い曲面への透かし彫り。。できるでしょうか?本番前にまずは練習してみます。


R01.11.24(日)「釈迦如来坐像」今日は眺めるだけにします。

今日は雨天で暗いので彫るのはやめてしばらく眺めていることにします。
「釈迦如来坐像」の彫りを続けようと用意しましたが、テーブルに置いた姿が逆光でなかなかよかったので写真を撮りました。前回と今回の2体を並べると兄弟のようにも見えます。遠くを見つめて互いに悟りを求めている風ですね。


R01.11.23(土)スクールで「釈迦如来坐像」お顔を直しました。

一昨日のスクールで2点目の「釈迦如来坐像」のお顔を中心に指摘を受けました。
まずは「お顔」ですよね。まだまだ目と鼻周辺の彫りの深さを修正しました。それとほほから顎の彫りをすすめ、次にこめかみ部位を彫り込むことで顔を引き締めることを教わりました。全体フォルムについては、背筋を伸ばすことでした。胸を張って背筋を伸ばしていることをどう表現するのかを考えると、背中から袖下を彫り込むという事でした。
あと、手と手と前だれの隙間を彫りすぎているため、腕に力が入っているように見えるとの指摘もありました。リアルがいいとは限らず、そう見えるような具合が大事ということですね。
言われないとわからないことばかりですが、やってみるとなるほどと納得できるのはさすがです。
ふっくら感はなくなりましたが、だいぶお釈迦さまらしいお顔になってきました。


R01.11.19(火)「釈迦如来坐像」の台座と光背を準備中です。

先日の用材の切り出しから思い立って、今日は「釈迦如来坐像」の台座と光背の用材を準備しました。

前に切り出して乾燥中の端材から、大きめのものをそろえてみました。

台座は連弁(蓮華の花びら)を付けた蓮華座で、光背は唐草透かし彫りの舟形です。
まだ本尊が出来ていないのに少し気が早いのですが、この冬に向けて準備しました。


R01.11.12(火)「釈迦如来坐像2」お顔を直して衣紋の準備です。

今日は2点目の「釈迦如来坐像」のお顔を少し直して衣紋の線を書き入れました。

目を囲む彫りを浅くして鼻筋を通しました。これまでと少し表情が変わりました。

斜めから見ると鼻が少し高いように見えるのと、組んだ手が全体バランスから大きく見えます。
衣紋については、最初の「釈迦如来坐像」を修正したのでその評価次第で合わせます。


R01.11.06(水)「釈迦如来坐像」2点目の荒彫りをすすめています。

2点目の荒彫りを始めて全体から顔を彫りました。顔を彫るとどうしても細かく彫り込んでしまいます。

どうしてもこの顔にになってしまいます。ほんと不思議ですが。。。

全体はまだ彫りすすめない分、肉厚の状態です。
これから気を付けて彫っていきます。
この段階で比べても意味はないのですが、顔と体つきの違いがわかりますね。がんばります。。


R01.11.03(日)「釈迦如来坐像」2点目を木取りして彫り始めました。

今すすめている「釈迦如来坐像」は螺髪を残してほぼ彫り終えました。次のスクールで見てもらい、修正に入ります。木取りの失敗がひびき肩が落ちてどっしり感が不足ですので、2点目を木取りして荒彫りを始めました。
11.02 1点目より心もち小さくなりますが、木目を反対にしました。
11.03 前回はあごを残さずに切り出したため、相対的に肩が下がってしまいました。今回はちゃんと首から肩につながって広く大きな肩になりそうです。またがんばります。


R01.10.29(火)「釈迦如来坐像」衣紋を彫りすすめました。

久しぶりに「釈迦如来坐像」の衣紋を彫りすすめました。テキストの写真では衣紋の具合がよくわからないので、ほかの写真や資料を見ながら勇気を出して彫りました。
腕の衣折りの山谷が袖にいって衣紋にどう影響するのか、よくわからないところでした。
まだまだ袖衣のあたりが厚ぼったく、削り跡もガサガサしてます。彫刻刀をよく砥いで続けます。


R01.10.14(月)「釈迦如来坐像」お顔と手を彫り込みました。

少し間が空きましたが「釈迦如来坐像」の頭部と手の印相を彫り込みました。

お顔の人中(鼻の下)を少し直して、印相(組み手)を彫り込みました。
鼻の下は少し伸びましたが、肩の肉が落ちてふっくらした顔とのバランスが合わなくなりました。

前だれも彫り込んで整えました。
袖衣の被せ向きも逆転させたのですが、妥協点がよく分かりません。腕と手との大きさもバランスが違いますね。
それにしても「顔」の表情は何度いろいろ彫っても同じ顔になってしまいます。。不思議ですよね~。


R01.10.02(水)「釈迦如来坐像」お顔と衣紋の荒彫りをしました。

明日のスクールを前に「釈迦如来坐像」のお顔と衣紋を大まかに彫りました。お顔がうまくいかずに手間取りました。

鼻が短くて童顔になってしまいました。もう少し手直ししてみたいと思います。

印相を組んだ「手」がまだ少し大きいので、袖といっしょに彫り込んで小さくします。
明日のスクールでチェックしていただき、手直しをすすめたいと思います。


R01.09.30(月)釈迦如来坐像の荒彫りをすすめています。

今週から釈迦如来坐像の続きを彫りすすめています。あまり変わらないように見えますが随分と削りました。

印相を組んだ手から彫り出しています。まだ少し大きめですが、彫り込んでいくとその分小さくなると見込んでのことです。

胸を平らになるまで削り、お腹をすこしふっくらするようにしました。肩から腕の流れを自然に下がるようにしました。
ひざとその前だれについても彫り込みましたが、写真だけではよくわからず見切りでやってます。


R01.09.28(土)釈迦如来坐像にトースカンを使いました。

以前購入したトースカンを初めて使用しました。釈迦如来坐像の肩や顔の高さをそろえるため、等高線を引きました。

顔についても、額や目、口の平行線を引いて曲がりを補正しました。

首、肩、袖の位置を同じ高さで線引きして、バランス調整をしました。
最初の線引きが大事ですが、これで途中でも修正可能になりました。


R01.09.10(火)「釈迦如来坐像」用材ひび割れの手入れです。

今日は工具店から「万力」を購入して用材ひび割れの手入れをしました。

まず「釈迦如来坐像」のにひび割れた箇所を水につけて柔らかくします。
次に木工用ボンドを水でゆるめて筆等でひび割れに流し込みます。
最後にタオルを間にはさんで、万力で固定します。
念のため1日おくことにします。ダメなときは薄くカットした材をひび割れに挿入してならします。
状況をみて「聖観音菩薩立像」も修復するつもりです。


R01.08.30(金)スクールで「釈迦如来坐像」をすすめました。

昨日はスクールで「聖観音菩薩立像2」を見てもらいましたが、たくさんの指摘をいただきなるほどと納得いきました。こちらは手直しをしてからあらためてアップします。
課題の「釈迦如来坐像」については、おおまかに進め方の指導をいただきました。

全体のカタチの中で袖の位置がポイントのひとつでした。

少々あやしげですが、彫りすすめながらカタチにしたいと思います。
まだイメージしたとおりには彫れません、彫ってるうちに何となくカタチになってくる。という段階です。
途方もなく長い道のりですね。


次は頭部を彫りすすめて握り手と足を彫りますが、台座をどうするか思案中です。最初は足元に原木をつけたままでしたが、中途半端に切り落としてしまいました。蓮華座を彫るか、少し高さのある四角でシンプルな台にするか検討します。


R01.08.21(水)「釈迦如来坐像」荒彫りを始めました。

「釈迦如来坐像」のこぎり引きを誤ってしまい、修正フォローしながら荒彫りを始めました。

あご部を削ってしまったので、その分顔を削りあごの分を下げました。そのため顔が前傾したので、微調整しながら彫りすすめます。

斜めから見たところです。ブロック化した境界部分が衣として継ながるため、滑らかに彫りつなげました。

後ろからですが、まだまだ途中です。後ろ姿がとってもいいんですよ、本物は。。。
次のスクールでやり直しになるかも知れませんが、現時点でとりあえずのアップです。


R01.08.18(日)「釈迦如来坐像」用材から面取りの開始です。

前に切り出した用材の乾燥がすすんだので、次のスクールに向けて面取りを開始しました。

あらかじめ下図として大まかな線引きをします。
水平器で見ながら底面をを調整しました。

初めに前面部をのこぎり引きで落とします。

次に側面部を同じくのこぎり引きで落として面取り終了です。

正面から見るとこんな感じです。
寸法は3寸x2寸7分x高さ3寸6分です。
釈迦如来が手を前で結んで座っている姿が見えますね。
スクールまでの準備はこれぐらいにして、それまでは聖観音菩薩立像を続けます。


R01.08.01(木)次の課題「釈迦如来坐像」の用材を切り出しました。

今日はスクールで「聖観音菩薩立像」について完成承認いただきました。次回は「釈迦如来坐像」ですが、用材は「朴の木原木」から自己調達することになりました。

先に始めた「聖観音菩薩立像2」のための用材切り出しです。原木から切り出した用材をのこぎり引きしてノミで打ち出しました。

早速「朴の木原木」からチェーンソーで2個分切り出しました。先の「聖観音菩薩立像2」用材の前に並べてみました。
次回スクールは8月29日と時間があるので、それまで天日乾燥をさせます。
その間、聖観音菩薩立像2をすすめたいと思います。





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